・
一つのゲームが終わった。
聖三角に座する三者は、誰ともなくフゥと嘆息する。
顔を上げれば視界を焼く白い世界。“神の領域(カーネル)”に存在するのは自分達以外にはいないというのに、果たしてそんな三者がその視線を交わらせるのはいつ以来であったか。
「お前は相変わらずつまらぬ手腕だな」
そこは手堅いと言ってもらいたいと思う。
立ち上がり忌々しげにこちらを見る銀髪の男の視線は、白い世界にあって一際澱んだものに映る。一般に世界では“神”と呼ばれる男の言葉に、ホメオスタシスは大きく肩を竦めた。
「……そう言うあなたはまた失敗したようね」
「ああ。世界を救ったのはまたしても“選ばれし子供”だ」
苛立ちを隠さず呟く銀髪の男は、そう言って“神の領域”の聖三角の一端にドゥと腰を戻した。
三大天使が守護する天上より更に上、そこは白という白に覆われた世界。人の身なれば目を開くことなど許されぬ眩い輝きを放つ光景の中、聖なる大三角のそれぞれの頂点に三者は鎮座している。
銀髪の男は世界の“神”と謳われるイグドラシル。
漆黒の少女は世界の平穏を守護すべきホメオスタシス。
そして。
「あー、負けた負けた! ホメちゃん強すぎ-!」
椅子を回して喚く緑髪の女性、世界に変革を促すトランジスタシス。
「折角協力してやったというのに、人の恩を仇で返すからそうなる」
「いやでもイグちゃん役に立たないしさー!」
「イグちゃん言うな。お前の魔王よりは世界に利しているさ」
この三者により世界は回っている。
ここで言う世界とはデジタルワールドではない。いや、正確に言うなら一つのデジタルワールドを指す単語ではない。聖三角の上に広がるのは奇怪な輝きを放つ歪んだ空間。四次元空間と呼んでも差し支えないそこには、果たして似たような世界が数多存在する。遍く無数の電脳世界、それらは全て等しくデジモンワールド、もしくはデジタルワールドと呼ばれるが、そこに一つとして同じ世界は存在しない。
太古の昔より存在したデジタルワールドもあり、人の手で近年ようやく生み出されたデジタルワールドもある。極めて原始的なデータで構成された無機質この上ないデジタルワールドもある一方、十の英雄や十二の神族といった人間の神話めいた伝説を刻む世界もある。それらは全て隣り合わせに並んでこそいるが、互いが互いを認識することはなく、世界間の移動など起こり得ない。
聖三角の上で無限に成される世界は樹木の果実か葉のようであり、なればこそ“神”がイグドラシルと呼ばれるのも必然。
数珠繋ぎのように浮かぶデジタルワールド、それらを“神の領域”に在る三者は認知することができる。むしろ各々の世界は、それぞれが動かせる戦力を持つ彼らにとってのゲーム盤に等しい。その盤面の上で彼らは悠久の時に渡り、無数のゲームを繰り返してきた。
「……私の勝ちね」
だが結果はいつも同じだ。最後にはホメオスタシスが勝ちを攫っていく。
何故なら彼女だけが他の二者とは違う。彼女だけは限定的ながら人間界に干渉する力を持っていたから。
“選ばれし子供”。各世界でそう呼ばれる人間界からの使者。デジタルモンスターにはない力を持つ彼らの起こす奇跡によって、イグドラシルもトランジスタシスも常に煮え湯を飲まされてきた。二者の有する戦力はホメオスタシスが直接使役できるものより遥かに強大であるはずなのに、人間が具現化する力が最終的にはそれらを上回る。理詰めではどうにもならない可能性に幾度となく敗北を喫してきた。
しかし、だからと言ってホメオスタシスが人間界の全てを把握しているかと言われれば、そういうわけでは無論ない。
無数に在るデジタルワールド。それらの世界が繋がっている人間界もまた、同一の世界ではない。
人類がデジタルワールドを認識しているか否か、それ一つ取っても各デジタルワールドと人間界との関係は大きく異なるのだ。既にデジタルモンスターが認知された世界であっても、未知の強大な怪物として恐れられる世界とデータ上の生命体として利用され活用される世界、あるいは人とデジタルモンスターが共存を始めた世界とではまるで違う。だから共通項は一つだけ、デジタルワールドと繋がる人間界はコンピュータが発達し、デジタルワールドやデジタルモンスターを認知し得るだけの文明が存在する、その一点だ。人間が存在しない、人間が既に滅びた人間界は現時点で確認されていない。
人間界とデジタルワールドは密接に繋がっている、それは間違いない事実だ。だが無数のデジタルワールドを観測する三者の目を以ってしても、それらと繋がる人間界を掌握することはできない。
もしも人の世を完全に見通す者がいるとすれば。
「──────」
「──────」
「──────」
三者の視線が交錯する。
聖三角の中心。そこは“神の領域”において座す者のない第四の席。
そこに座る者がいるとすれば。はたまたそこに降臨する者がいるとすれば。
それはきっと、人間の言う“神”なのだろう──
『神々の悪戯(カタストロフ)』
第1話:三者の戯(あそ)び
デジモンアドベンチャー。
この世界においてイグドラシルは特に手を下さなかった。トランジスタシスが用意した魔の者達を、ホメオスタシスの召喚した“選ばれし子供達”が苦難を乗り越えて撃破していく王道の物語だ。
「ええー!? 進化封じたはずなのに負けるの!?」
進化の源である紋章を破壊したにも関わらず起きた奇跡、ホメオスタシスからすれば必然であったが、それにより世界から零れ落ちた負の集合体すら敗れ去った時には、それまで笑っていたトランジスタシスも流石に憤慨していたが。
トランジスタシス、世界に変革を促す混沌の女神。
七大魔王に代表される魔の者を使役できる彼女は、この最初の世界ではダークマスターズと呼ばれる究極体集団を用いた。結果は皆“選ばれし子供”に敗北したわけだが、アポカリプスの名を持つ者まで敗北するのは想定外だったらしい。
「チートよ! ホメちゃんのそれ、チートだわ!」
それを無視して盤面を進めたホメオスタシスだが、その世界における人間界で起きた一つの事件で彼女にとっても想定外の事件が起きる。
後にトランジスタシスが言うところの最後っ屁──女神が言う台詞ではないと思う──として放ったバグが、悪魔の名を冠するデジモンとして形を成し、人間界を危機に陥らせる事件が勃発するもそれを止めたのは同じ“選ばれし子供”であり、そして彼らのパートナーデジモンが進化した聖騎士だった。
オメガモン。ロイヤルナイツと呼ばれる聖騎士団の中でも最強と謳われる最後の聖騎士。
「……あなた、何かした……?」
思わず聖三角の左方に座す銀髪の男を見たホメオスタシスだが、彼は表情を変えることもなく。
「さあな」
ただそれだけを呟いていた。
デジモンアドベンチャー02。
先の世界の三年後にあたる世界。その戦いで人の手を借りることで起きる奇跡を知ったトランジスタシスが、かつて“選ばれし子供”であった一人の少年を利用することで再びの混沌を生んだ盤面。
「貴様らしい趣味の悪いやり口だ、トランジスタシス」
イグドラシルがそう言ったのを覚えている。彼は相変わらず我関せずといった風だった。ここで登場した奇跡の聖騎士もまた、彼が何らかの手を下しているのではないかとホメオスタシスは疑っているが、最後まで確信は持てなかった。
トランジスタシスが満を持して投入してきた魔王デーモンの存在もあり、デジモンアドベンチャーより混迷を極める戦い。
「それ、七大魔王なの?」
「んー……ちょっと違うんだけど」
ベリアルヴァンデモン、用意された“ラスボス”をして彼女らしくない歯切れの悪い物言いが気になった。
やがてこの世界は人間界とデジタルワールドが完全に繋がり、世界が一つとなる結末を迎える。人間とデジモンの間に蟠りはなく、全ての人間にパートナーがいるある意味での理想郷。そこに至るまで闇に墜ちた三大天使の一人が現れたり、またしてもロイヤルナイツの関係者が誕生したりといった波乱はあったが、それでもこの世界は平和に流れていくことだろう。
文句なしの大団円、それなのに。
「……ククク、果たしてそれはどうかしらねぇ?」
何故かトランジスタシスは笑っていた。
デジモンテイマーズ。
「ふむ……こういうのはどうだ?」
人間の手でデジタルワールドが作られた世界。それに興味を抱いたのか、イグドラシルが初めて身を乗り出してきた。
ギルモン。中立の四大竜メギドラモンと善なる聖騎士デュークモンの可能性を同時に孕む者。人間の子供達が自らの意思でデジタルワールドへ赴く世界においてホメオスタシスは動かせる駒がなく、今回ばかりはイグドラシルの作る盤面に委ねてみることにした。
この世界でホメオスタシスがしたことは、進化の輝きをデジ・エンテレケイアと名付けてデジモンの形としたことぐらいだった。
「ほう、君とサシでまみえることになるとはねイグちゃん」
「イグちゃん言うな。貴様の魔王も大したものだ」
奸計を以って生み出された暴食の魔王ベルゼブモンと、遂に誕生した聖騎士デュークモンとの戦いでこの世界は最高潮を迎える。後に連なっていく他の世界でも数多名を馳せることになる魔王と聖騎士は、この時誕生したと言える。それは同時に“選ばれし子供”が、即ちホメオスタシスが絡まない形で聖騎士が、イグドラシルの戦力であるロイヤルナイツが誕生したことも意味していた。
その先は人の世で祓われるべき人の業。三者が手出しすべき問題ではない。
程なくして二つの世界の繋がりは断たれ、そうなれば三者に干渉できる余地は無い。デジタルな世界を食い荒らす無なる者(デ・リーパー)と、彼らは如何にして戦ったのか。その答えはきっと、この世界で生きた人間とデジモン達だけが知っている。
デジモンフロンティア。
この世界でホメオスタシス、イグドラシル、トランジスタシスの三者の戦力が初めて盤面に出揃う。
“選ばれし子供”、ロイヤルナイツ、七大魔王。
またもトランジスタシスの奸計によって三大天使のケルビモンは闇に堕とされ、その果てにルーチェモンの復活が待つ。それに自らの意思で協力する者として現れたロイヤルナイツのデュナスモンとロードナイトモンだったが、やがて残忍なる主君の糧とされて散った。
「いやお前、それはいくらなんでも……」
「ククク、許せイグちゃん! ホメちゃんに勝つにはここしかないのだァ!」
結果はお察しの通り。
破壊と再生を司る者、十闘士の頂点スサノオモンによって傲慢の魔王は討たれて終局を迎えた。
「そ、そんな馬鹿なぁーっ!」
「寝返ったお前が悪い」
四つの世界を終えてだが。
「なんかホメちゃんだけ有利じゃない?」
トランジスタシスが不貞腐れたように呟き、聖三角の机の上でガーッと項垂れた。
「……俺はお前が力押し過ぎるのが悪いと思うが」
一方でイグドラシルは冷静である。両肘を付いて組んだ拳に顎を載せ、真っ直ぐにトランジスタシスを見返している。
「しかしホメオスタシス、あれだけ的確に“選ばれし子供”を召喚できるにも関わらず、お前が人の世そのものに干渉できないとはどういう了見だ?」
「……さあね。それがわかれば苦労はしないわ」
デジタルモンスターは確かに人間から見れば比類なき力を持つ。人の世に迷い出れば強大なモンスターとして思うがまま破壊と蹂躙の限りを尽くすだろう。
だからだろう、各々のデジタルワールドにおいて、取り分け強者は人間を弱者として見下す向きが強い。人間など取るに足らぬ存在として人間界侵攻を企てる魔の者も多かった。最後の世界に現れたルーチェモンなどあと一歩で人間界掌握に手が届いていたぐらいだ。
だが忘れてはならない。イグドラシルもトランジスタシスもそれを恐らく失念している。
デジタルワールドと人間界は等しくそこに在る。光が強ければ闇もまた濃くなる、邪悪が勢力を増せば必ずやそれを討ち果たす聖なる者が現れるように、二つの世界は対等でなければならない。“選ばれし子供”はデジモンに傾きすぎた世界の天秤を保つ装置であり、逆にそれの存在しないデジモンテイマーズの世界では人間は自らの生み出した業であるデ・リーパーと向き合うこととなった。
イグドラシル。
ホメオスタシス。
そしてトランジスタシス。
我々は無数のデジタルワールドを認識できる神であるかもしれない。されど、それと密接な関係にある人間界をも見通せるわけではない。事実、ゲームの盤面を操作できるのはデジタルワールドの絡む箇所のみで、二つの世界が溶け合い完全に一つとなったデジモンアドベンチャー02の未来や、デ・リーパーとの戦いを終えて一切のデジモンがいなくなったデジモンテイマーズの世界にはもう干渉することができない。
それに。
「全てが計算通りにはいかないものよイグドラシル。……いえ、あなた風に言うなら演算かしら?」
「むっ……」
銀髪の下の眉が潜められる。
「奇跡を狙って起こせるものじゃないとか言うんでしょーよ、ホメちゃんはさ」
「ご明察。私達のやっていることは確かに駒を動かすゲームだけど」
最後に物を言うのは駒の意思であり、力なのだ。
奇跡が起きるとしたらそこに生きる彼ら、三者から見たところの駒が起こす以外に有り得ない。紋章を失った彼らにも進化を起こす光、世界中の人々とデジモンに降り注ぐ希望、デジ・エンテレケイアが自らの意思で進化を解放する運命、デジモンでない人間が第二の故郷としてデジタルワールドの為に戦う優しさ。それらは全てホメオスタシスがただ与えたものではなく、彼らが自ら掴み取り、選んだものだ。
だから奇跡を自由自在に起こせるとしたら、きっとそれは。
「それは……神サマにでもならないとね」
もう一度、聖三角の中心を見やる。
数多の世界を見つめる自分達を、デジタルモンスターは神と呼ぶ。だがそれは決して信仰の対象ではない。デジモンの世界がデジモンでない者に支配、管理されているという畏怖や異質感から来るものだ。自ら生み出したものを“神”と呼ぶ人間とは異なり、ただ初めからそこに在る三者を“神”だの“大いなる力”だの呼んで恐れ奉る。
「神サマねー、そんなの本当にいるわけ?」
「そもそもデジタルモンスターからすれば我々が“神”なのだがな」
イグドラシルの言葉には同意だ。だが同時に三者は知っている。
進化したデジモンが、もしくは人間と共にあるデジモンが、時として自分達の想定を超えることを。“神”と呼ばれた自分達すらいずれ上回るデジモンが現れるだろう奇跡を。
果たして超えられた時、自分達は“神”なのか。もしかしたら自分達の上に自分達すら与り知らぬ超常の存在がいるのではないか。
「……そうね、私達が“神”よね」
ホメオスタシスは自嘲しながら空を見上げる。
空? そんなものはない。ここはただの白い世界、自分達と聖三角の中の無数の世界以外に色の無い空虚な場所。
けれど見える気がしたのだ。空ではなく上、“神の領域”とされるここより遥か上、目を窄めて見通した白の果てに僅かばかりの黒点が。たとえ羽根があろうと届かない、手を伸ばしてもまるで掴めない先、自分達の“上”があるように思えたのだ。
無数に存在する並行世界。
人間界を含めた全てを見通すことのできる“神”は、果たしてそこにいるのだろうか?
「さて……そろそろ始めようか」
「お、次はイグちゃんが仕切るんだ? どんな世界?」
「イグちゃん言うな。そうさな……そろそろ俺が“神”として君臨する世界、というのはどうだ?」
そんな二人の会話で意識が“神の領域”に引き戻される。
イグドラシルが用意したのは、善を司る“神”であるはずの彼には似つかわしくない混沌に満ちた世界。実体を伴い降臨したイグドラシルが死のプログラムを撒き散らし、増え過ぎたデジタルモンスターの大粛正を図った世界で、彼の使役するロイヤルナイツと生き残った一部の者達の生存競争が幕を開ける。
誰ともなく微笑んだ。三人同時にだ。
「趣味の悪さはアタシと大差無いと思うね、イグちゃんは」
「……全くね、それで“神サマ”などとよく言えたものだわ」
そこに世界で生きる、そして死ぬ者達への憐憫はない。
彼らはその世界を見守り、僅かに手を差し伸べて遊ぶだけだ。自らの使役するロイヤルナイツと七大魔王をシステムと割り切るイグドラシルやトランジスタシスは勿論、そこに生きる者達の手で奇跡は起こされるべきであると考えるホメオスタシスとて例外ではない。彼らにとってその世界の行き先は飽く迄もゲーム盤、過程や結末に一喜一憂するのみだ。
その様を実際に世界を生きる者達が見れば彼らを何に例えるか、それは言うまでも無いことで。
「その言葉、挑発と受け取っておこう。……では我が同志達」
イグドラシルが笑う。
幕を開ける一代記(クロニクル)。新しいゲームの火蓋が切って落とされる。
「さあ、次の神々の戯事(デジタルワールド)を始めよう──」
所詮は、只のゲームである。
【解説】
・イグドラシル(“神”)
属性:善
戦力:ロイヤルナイツ
この世界のホストコンピュータ、所謂“神”である。
童話「北風と太陽」における太陽。
銀髪の青年の姿。外見モチーフはクールボーイ。
・ホメオスタシス(平穏を保つ者)
属性:中立
戦力:“選ばれし子供”、デジノーム
人間界より“選ばれし子供”を選出する資格を持つ者。
童話「北風と太陽」における空(ただそこにあるもの)。
穏やかな少女の姿。外見モチーフはデジモンストーリーシリーズのサヨ。
・トランジスタシス(変革を齎す者)
属性:混沌
戦力:七大魔王、ビッグデスターズ等
主に邪悪なデジモンを使役して世界に混乱を起こす側。
童話「北風と太陽」における北風。
おちゃらけた女性の姿。外見モチーフはちゃんリナ(しかも可愛い)。
【後書き】
めっちゃうみねこ。
というわけで、イグドラシル=バトラ/ホメオスタシス=ベルンカステル/トランジスタシス(オリ用語)=ラムダデルタでございます。誰一人として善玉はおらず、世界に生きる奴らをゲーム盤の駒としてしか認識していないので、アポカリモンやベリアルヴァンデモンに“選ばれし子供”が逆転した時、ホメオスタシスはベルンのあの顔芸噛ましてるに違いないんDA! トランジスタシスは毎回「ば、馬鹿なァーッ」言う奴。
このままクロスウォーズやアプモンの世界まで盤面として語っちゃいましょうぜと思いましたが、1話ってどこまでだよとなったので初期4部作に留めました。そして何より作者がアドコロとゴスゲをネタにできない! 一応、セイバーズでイグドラシルが完膚無きまでに殴り壊されるので、それを指針として地の文は作ってみました。なおtriやザビギの前振りはしていたりする。
イグドラシルやホメオスタシスより上がいるとしたら、やっぱりデジタルワールド(ネットワーク内部の世界としての)を作った人間しかいないよなぁと思いますが、デジアドのデジタルワールドの設定からすると本気で神サマ(大いなる力)がいるっぽい。どうなんだ教えろルイ。というわけで、全てのデジタルワールドを並行世界とすることで神々が遊んでる話にしてみました。
続きとしては、このままアニメ作品を追うも良し、オリジナル世界で盤面作って見るも良しな感じで。
今回のザビケ企画、五作挙げさせて頂く中で
デジモンオンリー⇒デジアド二次創作⇒人間寄り⇒人間メイン
と徐々に人間側に寄せていきましたが、五作目どうすっかなぁ~と考えて、でもデジモン小説である以上は人間オンリーはできないよなぁと11月30日16時まで考えていて「ハッ、デジタルワールドの神様なら人間でもいいじゃん!」と思い付いて速攻で書き上げました。
またどこかで言う機会があるかもですが、取り急ぎ今回の企画に感謝と感激と雨嵐を。
ありがとうございました。
・