デジタルワールドに君臨する七大魔王デジモンが一体、色欲のリリスモン。
かつて天使達と争い封印されたかの魔王の封印は、六百六十六年に一度の最も弱まる周期を迎えようとしていた。
リリスモンの部下達は封印の破壊を目論み暗躍を始め、対する天使デジモン達は封印を強化することでその時期を乗り切ろうと考えた。
そして、人間界にて一組の少年少女を選び出し、護衛兼補助としてそれぞれに一体ずつデジモンを派遣した。二人が『愛を育むことで封印は強化され、リリスモン復活は阻止される。
光と闇の愛と色欲の物語が幕を開けた。
と、いうのがおよそ一年前の話。
ここに、江口満(エグチ ミツル)という高校一年生の少年がいる。選ばれた少年少女の片割れであり、あだ名はエロ、エロ満ちる、性欲満などである。なお、あだ名は全てこの一年内で定着した。
「今日も女子からの視線が痛い……」
彼が歩くとのんびりと歩いていた周囲の女子は学校に向けて早足で歩き始め、周囲の男子は逆に近づいていく。これを彼の通う色夜区高校ではエロシフトと呼ばれている。
「おはよう、満くん」
そのエロシフトをかいくぐって話しかける顔の両側におさげを垂らした黒髪の少女が一人。
「黒木さん」
黒木朝顔(クロキ アサガオ)同じ色夜区高校の一年生の少女、そして選ばれたもう一人だ。彼女が来ると男子生徒達は少し離れこそすれ何かを期待して遠巻きに見守る。これも日常の光景である。
「今日も、なんていうか大変だね」
朝顔はそう言って、満と袖が触れ合うぐらい近くまで寄っていく。
「まぁ、『呪い』があるから仕方ないよ」
そう言って満はあははと笑い、半歩朝顔から距離を取った。
満はリリスモンから、『呪い』をかけられている。満と女子が絡むことで満の色欲を煽るようなこと、いわゆるラッキースケベが起きる。
もはや、女子からすればわざとじゃない体の痴漢、朝顔以外の女子は当然遠巻きになる。
『まぁいいじゃないか。リリスモンの封印は来年三月に強化の儀式が行える。その後は卒業して地元から離れた高校に行ける。今は一月、あと一年とちょっとの辛抱じゃないか、そうだろう?』
満のスマホから、ぬるりと赤髪のベリーダンサー風の猫と人間が混じったような女性が出てきて、ばしばしと満の肩を抱く。
高校生の満より少し背が高いくらいのその女性が満の肩を抱くと、布面積の少なすぎる胸元が満の背中や肩に押し付けられる。
「……そうだね、バステモン」
その光景は満と朝顔以外には見えていない。満は冷や汗をかき朝顔はふっと目から光が消えて感情を押し殺しているのは明らかだった。
「(あんなに男らしかったのに……)」
満は背中に嫌でも感じる柔らかさにその温さにそう思わずにはいられなかった。一年前のバステモンはレオモンという名前で筋骨隆々の獅子頭、デジモンに性別はないが男性に見える頼れる兄貴分だった。
戦いの中でそのレオモンが姿を変えて強くなり、名前も変わった姿が今のバステモン。強くなった代わりに何故か女性型に変わってしまった。
『まだ顔が浮かないぞぉ? しゃんとしろ! しゃんと!』
バステモンはガハハと笑いながら満の肩を抱いてる方の手でバンバンと叩き、その度に満の肩と背中には柔らかいものが押しつけられる。
『朝顔も浮かない顔だけど、だいじょうぶかにゃあ?』
朝顔のスマホからするりと出てきたのは、八枚の翼を持った女性型の天使。その服装はほぼ例外なく身体のラインが出ていて、加えて太ももや胸元は大きく開いていた。
「エンジェウーモンも、大丈夫だからスマホ戻って? ね?」
エンジェウーモンと呼ばれたその天使は本当?と首を傾げながら朝顔の首に手を回し、頭の上に胸を乗せて朝顔の顔を上から覗き込んだ。
「(あの頃とやってることそう変わんないのに……)」
一年前のエンジェウーモンは、テイルモンという猫のようなデジモンだった。頭の上に乗ってきてもずっしり重い脂肪の塊が二つ乗ることはなかったし、どことなく甘い香りもしなかった。
今は頭の上にずっしりと二つの塊を感じるし、満の視線が一瞬自分の頭の上に向かったのも朝顔には見えた。
「「((このままじゃ、いけない。自分が何とかしなくちゃ))」」
二人はそれぞれそう決意する。
「「ちょっとトイレに……」」
校門をくぐり校舎に入った満と朝顔は、二人同時にそう言ってそれぞれトイレに駆け込む。
「なぁバステモン、黒木さんがいる時はちょっと、あんまり引っ付かない様にできないかな……?」
満は男子トイレの個室でバステモンにそう話しかける。
『そうは言われても護衛だからなぁ、近くにいないわけにはいかない』
いつ襲われるかわからんからなと、バステモンは渋い顔をする。
「いや、そうじゃなくて。俺と黒木さんがこう……あ、愛を育む必要があるわけで、さ」
『愛を育むのに、俺がいると邪魔? になるのか?』
デジモンに性別はない、バステモンが女性型に見えてもそれは変わらずで、恋愛の機微に関してバステモンは極めてにぶかった。
「えぇと、スマホの中にはいていいんだけど、俺肩組んで来たりとかそういうのを……その、胸がぐいぐい当たってくると、朝顔さんから見てあまりよくないかもしれない……サイズ気にしてたりすると、特に……」
後半は少し小声になりながらも満がそう言うと、バステモンはよくわからない様で目をぱちぱちさせる。
『なる、ほど? まぁ前に飛び出てる分レオモンの時より邪魔くさいは邪魔くさいか。 ぶるんぶるん揺れるし……そういうこと? だな?』
そう言いながら、バステモンは自分の胸を下から持ち上げたり掴んだりして確かに邪魔だなと頷くと、まかせろと力強く言ってスマホの中に戻っていった。
「(そうだけど、そうじゃない)」
満はそう思ったが、兄貴分のおっぱいの雑な扱いが気になると正面から言うのは高校生には無理な話だった。
そして一方の朝顔は、女子トイレでエンジェウーモンに向けて話しかけていた。
「エンジェウーモン、頭の上に乗るのやめてって言ったよね?」
『そうだっけぇ? 忘れちゃってたにゃあ』
エンジェウーモンは朝顔の頭の上でぷかぷかだらりと寝転びながらそう返す。
「エンジェウーモン」
ふざけてるんじゃないのと朝顔はすごむが、エンジェウーモンは大して意に介さない。
『んー……朝顔はいつもそばにはいるけど、手を握るより近づいたことあったかにゃ?』
「……それは今関係ないでしょ」
『わかんないんだけどぉ、色欲の呪いがあるんだからあたしがやめてもにゃあ……それで朝顔を見てくれる様になるのかにゃ?』
まぁあたしは人間じゃないからわかんないけどぉと言いながら、エンジェウーモンはスマホに戻る。
「それは、確かにそうだけど……それはそれとしてやめてよ」
真っ暗な画面に向けて朝顔はそう一人呟いた。
エンジェウーモンは何も答えなかった。
満も朝顔もいまいち手応えがないまま、二人はホームルーム前の予鈴を合図に教室に戻った。
色夜区高校の廊下を見れるビルの屋上に、二つの影があった。
「リリスモン様を縛る封印は『愛』によって強化される。だからあの二人の仲を裂くの。それが私達の使命」
その一つ、うっすらと青みがかった銀髪のセーラー服を着た少女は傍らの明らかに人間でない巨躯にそう話しかける。
「……はっ! 幾ら封印の強化ができようが、奴等はただの無力な人間なんだろう?」
焦げ茶色の毛皮のそのデジモンは、そう少女の言葉を鼻で笑った。
「ウェンディモン、あなたの仕事は私達を送り届けるまでで……」
少女は少しむっとなりながらそう言う。しかしウェンディモンは意に介さない。
「つまり、もう俺が何しようがお前に止められるいわれもないってわけだ」
「待っ……」
「護衛さえかいくぐればどうとでもなるさ、お前の分まで仕事してきてやるよ!」
そう言って、ウェンディモンは虚空に爪を立てて暗い穴をあけると、少女の制止を振り切りその中に向かって飛び込む。
「そう簡単なら回りくどいことしないってなんでわかんないかな……」
『まぁ、いいんじゃないかしら? 私達の敵がどんな存在か見せてもらおうじゃない』
少女の持つスマホからそう声がした。
「……このビルの屋上の鍵、電子錠じゃないから私一人じゃ開けられない」
『あ……迎えに行くわ』
「うん、お願い。風寒いから上着も持ってきて」
少女はくしゅんとくしゃみを一つした。
「江口と黒木、ちょいと手伝ってくれるかぁ?」
二人の副担任の女教師がそう言って二人を理科準備室に招いた。
「手伝いってのはまぁ半分嘘だ。結論から言うとな、お前ら、トイレで電話してたろ。正直あたしも時代錯誤な校則だとは思うが、生徒からチクられたら注意せざるを得ない。没収まではせんがマナーモードにしてカバンに入れとけ」
「片桐先生、校則破った自分達が悪いのでいいんですけど、なんで二人一緒に?」
他の生徒にも知らせることではないのではと満が言うと、片桐と呼ばれた教師は頭をポリポリとかいた。
「……教師がこういう扱いするのはよくないとわかってるんだが、江口一人呼び出すのはちょっと不安でなぁ……」
満は片桐の言葉に何も言えなかった。
「まぁ……そんなわけだから放課後までしまっときな。次の授業、実験の時にも出してたら人前で注意することになる。そりゃ私としてもめんどいし、お前達もよくなかろ」
二人してはいと返事をし、少し不安はあったもののスマホをカバンにしまって授業の準備をすると、また理科室へと向かった。
そして、それを遠巻きにウェンディモンは見ていた。
満の呪いがあるから、二人は周りから離れて廊下を歩いていて、近寄ってくるものもいない。
「(チャンスだ)」
バステモンもエンジェウーモンもいない、実質的に二人っきり。エンジェウーモンに煽られたからというのもあれど、意識させるには今しかないと思った。
「満くん、その……今度……」
そう言いながら、朝顔は満の方に手を伸ばすと逃げられない様に袖を掴んだ。
しかし、教室に着くまでのほんの数分しかなく、何を言うべきかも特に考えていなかった。次に繋がるような何か。腕に抱きついたり抱きしめたり頬にキスは流石に朝顔も抵抗がある。少なくとも人が来ないところでじゃないといけない。
「今度……?」
顔をほんのり赤くした朝顔に、満は何か恥ずかしいことを言おうとしていることを察知する。
もしや呪いが発動したのだろうか。ブラのホックが外れたか、スカートのゴムが切れたか、袖を掴んでいることから逃げられては困ることだけはわかる。
「……うちに、遊びに来ない? 今週末、誰もいないから」
声に出してから、朝顔は異性として意識してもらうにしてもこれはよくなかったのではと気づいて顔が赤くなる。
満は、その予想外の誘いの真意を探る為に何か言うべきか、それとも気にしてない風で頷くべきか迷って一瞬固まった。
そして、その隙を遠巻きに見ていたウェンディモンは見逃さなかった。
背後から二人の近くに素早く忍び寄ったウェンディモンが手をかざすと、二人の周囲の空間が、ぐにゃりと歪み歪みから青黒い泥の様なものが現れて二人を囲む。
「黒木さん!」
泥が満と朝顔の両方に別々に襲いかかるのを見て、満は朝顔を庇う様に飛び込んだ。
「分断するつもりだったんだが……まぁいいか」
泥は球を作る様に二人を覆っていき、二人は狭い中に折り重なる様に閉じ込められていく。
「黒木さん、ごめん……」
そう満が喋りながら少し身体を動かそうとすると、顔が何か柔らかいものにあたった。
バステモンのそれに比べれば明らかに小さいが柔らかく、温かく、そして、ドクンドクンと心音が聞こえてくる。満はその正体に気づいて石のように固まった。
「満くんは、悪くないよ」
そう言いながら、朝顔は自分の顔が熱く鼓動が早くなるのを感じていた。
狭い空間に二人でこのままだと程なく酸欠になってしまう。本当は落ち着かなきゃいけない。
でも、朝顔の顔の前には満の頭があり、自分の家のものと違うシャンプーの匂いがしていたし、満といろんなところで密着しているのは涙が出るほど恥ずかしくもあったが、嬉しかった。
「……とりあえず、空間が閉じる前にバステモンに緊急コールは送ったから大丈夫だとは思うんだけど」
「うん、私もエンジェウーモンに送った」
冷静にそう話しながらも、二人の頭の中はもはや日常となっている襲撃された時に出す合図ではなく、意図せず密着してしまったことでいっぱいだった。
「(封印に必要なのは、『愛』であって『色欲』じゃない。意識しすぎちゃだめだ。黒木さんがドキドキしてるのは襲われたからで、さっきの誰もいない家に誘ったのはきっとバステモンとかエンジェウーモンを出して作戦会議しても大丈夫の意味で、俺のことを好きだからドキドキしてたり誰もいない家に誘ったりしてるんじゃないんだ)」
満が、冷や汗をかき震えながら自分に言い聞かせているとふとその頭に朝顔は手を回した。
「えと、何も見えない中で変に動いたら危ないと思うし……もっと密着したらどうかなって……」
朝顔は、自分の鼓動を満に聴かせたかった。
エンジェウーモンが言ったことはその通り、周りにおっぱいがいっぱいだからってそれを排除したって別に自分を見てくれる保証はない。
でも、朝顔には告白できるほどの勇気もない。しかし、偶然の力を利用して胸の鼓動を聞いてもらえば、満になら胸に頭を押し当てられてもいいと思ってることもわかってもらえば、自分の気持ちが伝わって、意識してもらえるかもしれない。
「(お願い、伝わって……!)」
だから、朝顔は満の頭を柔らかく抱きしめて胸に押し付けた。
自分のそれより細く、柔らかい指が満の顔に触れる。そこから感じる匂いはどこか落ち着く香りで、薄暗い空間の中で鼓動と合わせてやけに鮮明に感じられた。
「でも、黒木さん……」
なんとか満が顔を上げると、朝顔の顔はすぐそばにあった。
恥ずかしさに赤くなった顔も潤んだ瞳も、うっすら桃色の唇も愛らしくて満は思わず生唾を飲み込む。そして、朝顔はそっと目を瞑った。
「こ、この空間は、この俺が! 決まった手順で開かないと開かない! 俺を倒せばこいつらはここで死ぬんだぞ!?」
ウェンディモンは自身に迫るバステモンとエンジェウーモンに対してそう声を荒らげ、手に持ったビー玉サイズの青黒い珠を見せつけた。
「それはいいことを聞いた。つまりお前をうっかり殺しても空間ごと消滅はせんわけだ」
バステモンはそう言って一歩強く踏み込み、あっという間に距離を詰めた。
「くっ……くそがぁ!」
ウェンディモンは手に持った珠をあらぬ方向に投げ、逃走しようと走り出す。
それに対してエンジェウーモンが手から光の矢を放って珠に当てると、弾かれた珠はあっさりとその手に収まった。
「これなら私が開けるから、やっていいよバステモン」
エンジェウーモンが珠の表面を指でなぞると、珠が光を放って二人を包み込んだ時のサイズまで拡大する。
「わかった」
バステモンがそう返しながら腕を振るい、エンジェウーモンは珠に向けて手から光を発する。
光に溶かされて珠に穴が開く。
不意に差し込んだ光に満は固まり、今にも唇と唇が触れそうな距離にいる二人を見て、エンジェウーモンもまた固まった。
いつまでもそれ以上近づかない顔に朝顔は目を開くと、エンジェウーモンと目が合った。
「(あと一分)」
朝顔が指を一本立てると、エンジェウーモンはこくりと頷いて開けた穴を手で覆う。
「……い、いや! 助けてくれて、いいから!」
満の声に、バステモンがどうしたどうしたと駆け寄ってきて、珠の穴に爪をかけてビスケットの様にさくさくと割って満をずるりと引っ張り出した。
「よし! 生きてるな!」
競りに出されたマグロの様に満を地面に転がして、バステモンはそう二かっと笑った。
「あっ、授業!」
「さっき注意されたばっかなのにここで遅れたらまた……」
二人で教科書と筆箱を拾い集めて理科室に向けて走る。もう休み時間も終わり掛けだからか、廊下にはほとんど人もいない。
理科室に急いで入ろうと満が扉に向けて手を伸ばすと直前でがらりと扉が開いて片桐が出てきた。
満はとっさにぶつからない様に止まるが、後ろから走ってきた朝顔にぶつかられてそのまま片桐に向けて倒れこむ。
「ぐぇーっ!?」
朝顔はすっとさっきまでの興奮や手ごたえが冷めていくのを感じた。
満の顔は片桐の胸に思いっきりうずめられ思いっきり押し倒しているかのようになっていた。
「(私、あんなに勇気出したのに……)」
朝顔の手の中で筆箱がゆがんだ。
常日頃よりレオモンの時点でいい雄っぱいだろうと提唱したい夏P(ナッピー)です。
久々に頭が空っぽになったというか、頭空っぽの方が乳乗せられるというかIPPAI OPPAI僕元気というか、まあ何はともあれ久しく忘れていたこの感覚。俺はドスケベだったのだった。リリスモンを封印するのに云々と冒頭では言われてましたが、この話の雰囲気的にどう考えてもリリスモンは最後の乳札もとい切り札として登場するに違いないので、デジモンフロンティア最終クールのルーチェモンばりにもうリリスモンの封印が解かれるのは約束されているようなものだぜ。というか、光と闇の愛と色欲の物語が幕を開けたの時点で爆笑。いやリリスモン的には普通の単語ですが色欲ってオイ。
あだ名エロ満はあんまりでしたが、ToLOVEるの如く何かある度に女子ともんどりうって転びつつスカートに頭突っ込むとかじゃないだけマシかもしれない。禁書の上条さんばりに不幸なセクハラをしまくってきたのでしょう。この展開から察するに、副担任の片桐先生は気遣いしい故に恐らくエロ満に鷲掴みにされ慣れていると思われますが、これサブヒロイン扱いってことはきっと次は服の上からじゃないんでしょう。朝顔ちゃんは冒頭の挿絵でダブルというかカルテットで迫る乳圧に潰されてる時点で三枚目キャラかと思いましたが普通に健気でいい子でした。……黒木?
デジモン達はバステモンとエンジェウーモンということでまた重そう(どこかが)なチョイスでと思いましたが進化前がまさかの僕らのレオモンで噴く。戦闘シーン挿絵込みで超カッコいいのにこれだぁ! デカ過ぎんだろ……の辺りで気付く。そういえばウェンディモン使役してきた女の子の正体不明なまんまだったなー。
……は? 第一話?
まさか続き物とは思わなかったズェェェッッット、というわけで今回はこの辺で感想とさせて頂き次回をお待ちしております。
おっぱああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
はい、それでは挨拶も終わったおっぱいところで感想を書いていきます。ユキサーンです。
へおっぱいりこさん自身もあとがきで仰ってるように、かの有おっぱい名なラブコメ漫画枠をおっぱい狙って筆を執ったとのことらしい作品。いざ拝おっぱい読させていただいたのですが……ふむ、なるおっぱいほど。大まかな背景などはツイッターの方でもおっぱい語られていましたが、実際に文章化おっぱいするとなかなかどうして、味わいがおっぱいありますね。特に体こそ女性の特徴を有するようになった元レオモンのバスおっぱいテモンが個人的にお気に入りキャラです。テイルモおっぱいン時代の習慣が微塵おっぱいも抜けきってないエンジェウーモンおっぱいも良き。デジモンの進化によって肉体的なおっぱい性別(の概念はデジモンに存在しないけど)というか精神が変質することは当たり前におっぱいある事ですが、変わらないおっぱいとこうもなるか。女性型のデジモンから男おっぱい性型のデジモンに進化する、なんてパターンも世のおっぱい中には多くあるでしょうし興味深おっぱいい。
『色欲』の魔王ことリリスモンの封印、その基おっぱい盤となっているエロ満ちる……失礼おっぱい、江口満くんと黒木朝顔さんの『愛』の行おっぱい方とそれを妨げんとする悪おっぱい党やら結果的に妨げることになってしまうイレギュラーやら、第一話からおっぱいいろいろなキャラクターが登場してますが……そもそもおっぱい愛すること自体が一つの使命とされている時点で仕方がないですが、冷静に考えてみてもこれかなり無理ゲーなのでは。
だってこれ、文章のおっぱい見落としが無ければ二人の『愛』は前おっぱい提として『しなければいけないこと』であり『恋』では無いおっぱいんですよね。恋愛のれんの二文字が無い。となると愛おっぱいを『育む』ことにも限界はありそうですし、更に言えば満くんがおっぱい考えたように場合によっては『愛』のつもりが思わず『色おっぱい欲』に傾向してしまう可能性さえある、と。そしてあくまおっぱいでもこの二人”が”愛し合ってないといけない、と……うーん無おっぱい理ゲー。コメディ時空じゃなければ無理ゲー。まぁかく言う自分に恋愛経験なんてものはおっぱい存在しないので何が正解かなんてわからnウボァー。
何はともあれ、今後の展開が愉しみおっぱいになる作品がまた増えたのは事実。次回の更新も楽しみおっぱいにしております。
それでは、今回の感おっぱい想はここまでにおっぱい。
PS 最後の挿おっぱい絵で「あ、黒木の女だ」となったのは自おっぱい分だけでは無いはず。
あとがき
創作サロンにT〇 l〇veる枠のラブコメがあってもいいのでは? ラブコメのデジモン二次創作少ないよね? 書くわ!みたいな軽いノリから書きました。頭ゆるゆるで見て頂けるとありがたいです。
書いて何故ラブコメが少ないかなんとなくわかりました。人×デジしないと、デジモン二次創作である意義みたいなのがゆっるゆるの一時創作でよくない? になります。でも、人×デジって人型かつそれが基本の姿でもないと割と人を選ぶ題材になるので……
それで、ひとまずこれではメインヒロインは人間据えて、でも人×人の障害になる女性型デジモンがいるのでデジモンのお色気要素も含む。みたいな形にしてみたんですが、そもそも前提となるコメディが書けないんですね。困りますね。
一応は連載物として考えているので、次話で意味深にしてた子(サブヒロイン)とパートナーの女性型出したり、あとお気づきかわかりませんが片桐先生も一応サブヒロイン枠(のようなもの)です。こんな感じの髪色の体型が出にくい服着てるデジモン、いますよね? そういうことです。
キャラとお色気シーンだけ切り取って出すことはできそうなんですが、コメディとして成立させるのがきついですね、シリアスお色気ものにするとジャンル変わってきますしね。悩ましいです。助けて下さい。
とりあえず、RRAとかドレのことかあるので、次はおそらく半年は空きますが、まぁゆるゆるとみてもらえればと思います。