フォーラム記事

史香
2021年12月30日
In デジモン創作サロン
んー? ふーちゃん一体何を持っているのかなぁ? 娘が後ろから取り出したものは…。 アルゴモン幼年期。 母親は絶叫した。 あなたー!! 娘が殺されるー!! はいけい、どくしゃのみなさま。 おかーさんとおとーさんはえらばれしこどもだったそうです。 あなたあぁぁぁぁぁぁぁ!! お母さんは駆け出して行ってしまった。 アルゴモン幼年期はふよふよとその場を漂っている。 ふとアルゴモン幼年期は体を起こすとふーちゃんの肩に手を置いて向こうの部屋に行くように促した。 …みーちゃんって呼んでいい? ふーちゃんがアルゴモン幼年期、みーちゃんとともにその部屋から去ると。 テレビから突然大きな刃先が現れて額面につかえて止まった。 オメガモンのグレイソードだった。 もちろんテレビには盛大な大穴が開いて壊れた。 …ちっ…逃がしたか…!! みーちゃんはすまーとふぉんでてとりすをしていたらいっこだけちがうめだまのついたぶろっくがあったのでさわってみたらそれがふりむいてげんじつせかいにりあらいずしました。 おとなりのお部屋変…。 アルゴモン幼年期はふーちゃんの肩に手を置いてそちらに行くのを阻止した。 ふーちゃんは部屋でみーちゃんの触手をつかんでぶんぶん回したりした。 みーちゃんはさんざんふーちゃんに振り回された後もふんわりと空中を漂っていた。 みーちゃんはふーちゃんがうとうとしている間にふらっと姿を消してお風呂場から洗面器を持ってきてスマートフォンにかぶせた。 みーちゃんは起きたふーちゃんに対して触手をつかっておいでおいでをした。 ふーちゃんは逆さになった洗面器に耳を澄ませた。 いない!! いない!! このスマートフォンには何もいないぞ!! おまけに画面が真っ白だ!! 確かにこの辺にいるんだ!! マグナモン、お前、しばらく平和な日々を過ごしているうちに勘が鈍ったんじゃないだろうな!! オメガモン、お前こそ仕留め損ねたくせによくそんなこと言える!! なまくらはお前の方だ!! なんだと!! みーちゃんは画面から見えないように洗面器のふたを開けた。 ふーちゃん「ばー。」 オメガモン「…。」 マグナモン「…。」 オメガモン「…一言聞きたい、そちらにデジモンはいないか?」 でじもーん? いるよ、まっててー。 ふーちゃんはスライムをもってきてスマートフォンに垂らした。 あはは、これでじもーん!! あらふしぎ、スマートフォンの画面通り越してスライムが入ってゆく。 オメガモンとマグナモンは頭からもろにスライムをひっかぶる羽目となった。 オメガモン「…いないらしい。」 マグナモン「…うむ…。」 二人はスライムだらけになってその場から引き揚げた。 …いなくなっちゃった。 みーちゃんはふーちゃんの肩をつかんで父親のパソコンの傍まで連れて行った。 みーちゃんがパソコンの画面に触手を伸ばすとパスワードを壊して外した。 みーちゃんがカタカタとパソコンを操作している。 テトリスの画面にするとふーちゃんを呼んだ。 てとりすー!! ブロックが降ってくる。 ふーちゃんはテトリスをし始めた。 しばらくは同じブロックが降ってきたが色の違うブロックが二つあった。 白、ピンク。 へんなのー消えない…こうしちゃえ!! ふーちゃんはテトリスのブロックを色の違うブロックの上に積み上げた。 ネット内。 上から降ってくるブロックから必死で対抗しているデジモンが2体。 ロードナイトモン「これをやっている人間、ただじゃ置かんぞ!!」 オメガモン「ぬううううう!!」 みーちゃんは向こうで肘をつきながら父親のベッドの上で雑誌を悠々と見ていた。 ふーちゃんは大きなテトリスの棒を先端にしてピンクのブロックの上に積み上げた。 ロードナイトモンの上にブロックが積みあがった。 ロードナイトモン「スパイラルマスカレード!!」 ピンク色のブロックの上のブロックが四方八方に飛び散る。 オメガモン「間違いない!」 「何者かが確実にアルゴモンの逃亡を助けている!!」 オメガモンの上にずっしりとブロックが積みあがっている。 ロードナイトモン「とんだ醜態だなオメガモン。」 オメガモン「半分はブロックをどこへ飛ばすか考えずに飛ばしたお前のせいだ。」 オメガモンは恨めしげに言った。 あーきちゃった!! ブロックが画面でいっぱいになったころ、ふーちゃんはテトリスの画面を消した。 みーちゃんは雑誌をぱたんと閉じた。 みーちゃんは浮遊しながらふーちゃんの肩に触手を置いて向こうに行くように促した。 みーちゃんは紙に何か書いている。 かえる。 ふーちゃんはそれを受け取った。 帰っちゃうの? ふーちゃんのポケットが光り輝いて不思議な機械が出てきた。 みーちゃんは黙っている。 機械の中にするっと入っていった。 いっしょ。 機械にそう映った。 十年後…。 同じ機械を持ってた子がクラスに何人かいたの…。 その子たち皆行方不明になっていて、警察やお母さんたちが必死で探している。 みーちゃんは機械の中からそちらには行くなと言った。 どうしてかって聞いてみたけど答えてくれなかった。 その子たち無事、見つかった。 皆、デジモンを持っていたこと全て忘れた状態で…。              END
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史香
2021年11月26日
In デジモン創作サロン
体が重たく違和感がある…これは…。 ドラクモンが出現する。 史香「ドラクモン!!」 ドラクモン「右肩だ、史香。」 右肩とは死霊デジモンを指す。 これは事実死霊の音が聞こえる私と彼らとの心理戦の戦いを書いた戯曲である。 死霊は右肩につく、私はそれらの音を聞き取りドラクモンと一緒に戦ってケリをつける。 勝利すれば右肩の死霊は何らかの音を立てて外れる、これは事実なのだ。 史香「…この異様な感じ。」 ドラクモンが邪眼を持った手の目の指をぱちんと鳴らす。 アイオブザナイトメアの赤い空間が出来上がる。 ドラクモン「はい? どうぞ?」 お決まりの掛け声から始まる。 史香「本性!」 右肩にはいつも、狙いを定めて本性を問いだ出す。 空間 傲…。 空間からは死霊が私に対して思ったことと属性が返ってくる。 史香「何デジモンだ?!」 右肩デジモンはいつだってバックアタックから始まる。 巨大な鳥の森が現れた。 いいや、土地として扱ってもよい鳥だと思われる。 史香「なに、あれ!」 「見たことないデジモン。」 Dアークを取り出して調べる。 正体 緑系統のケレスモン。 大きな生物の機体に乗るオリンポス12神、究極体。 デジタルワールド随一のスイーツと名高い果実が実る森『カルポスヒューレ』を背負った巨大怪鳥デジモン。岩石と豊かな土壌からなる体を持ち、ケレスモンが飛ぶ姿はまさに天空に浮ぶ島そのものである。ケレスモンの頭部には本体となる『ケレスモンメディウム』が座す。『ケレスモンメディウム』は戦闘力がほとんどなく滅多に単独で人前に現われることはないが、信用に値するものには稀に怪鳥をつれず姿を見せるという。性格は穏やかで慈愛の心に満ちており、空腹のデジモンには『カルポスヒューレ』の実を差し出し、ケガしたデジモンには回復するまで森にかくまってあげるという。しかし森と大地の恵みのありがたさを忘れ、いたずらに木々を傷つけ地を穢すものには一転して悪魔の森のごとき恐怖をもたらす。 ケレス ギリシャ神話の豊穣の神。 デーメーテールと同一視される。 ちなみにケーレスと呼ばれる場合は悪霊を意味することもある。 丁度私はその時、銀河鉄道999のエメラルダスについて調べていた。 グランドラクモンの絵を描いているのだが背景は何がいいか調べていたところだったのだ。 性質は傲…。 右肩デジモンのケレスモンが低く笑う。 相手はアイランドフリーフォールをかましてきた。 Dアークをかざしてドラクモンをグランドラクモンに進化させる。 グランドラクモンがフリーフォールを受け止めた。 史香「乗り手はずいぶんと機体をぞんざいに扱うんだな!」 相手の乗り手のメディウムはなんとケレスモンに乗っ取られていた。 メディウム …に貢いでもらっているくせに…。 史香「通常、何かしらの大きな機体に乗っている存在は精神も肉体も絶対に強い存在。」 「どこ行っても変わらない。」 「少なくとも私のグランドラクモンでさえ、私が彼に二枚舌を使ったら私も彼の命はないわ。」 「それに現実界でもそうだけど、何のリスクもなしに大きな機体に乗っていると思う?」 「何のリスクもなしにその人と踊れると思う?」 「その人の保護下にあると思う?」 「少なくとも私は精神を壊して一度死にかけたわ?」 「甘く見ないで頂戴!!」 カードを取り出してスラッシュする。 カード名 ドクロマーク。 グランドラクモン「乱れアイスアロー!!」 ドクロマークで猛毒を含んだ緑色の大量のアイスアローが放たれる。 右肩デジモンの怪鳥ケレスモンはドロドロに溶かされてはじけ飛んだ。 重い、崩れるような音が一瞬して右肩が離れた音がした。 私のグランドラクモンの髪の色は銀色をしており金髪ではない。 普通のグランドラクモンと違うところは私が彼に対して二枚舌を使ったら命はないことだ。 彼の下半身についている鮫のような口から出る二枚の舌は、私は自分に決して嘘をつくなという戒めなのだ。 グランドラクモンがドラクモンに退化する。 ドラクモン「嘘しか言えんのなら何も言うな、それが一番いい。」 史香「うん。」 灰色のデジタルフィールドが消える。 END
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史香
2021年11月04日
In デジモン創作サロン
いつだって気持ちの悪い感じから始まる。 何かを焦らされている嫌な感じがする。 私は気が付いた。 このパリっと電気が走る感覚。 この気の狂いそうな感じは…デジタルフィールドだ!! 要するに右肩デジモン。 右肩デジモンは死霊を意味する。 ドラクモンが出現する。 ドラクモン「本当にデジモンに好かれやすいな?」 「冒険終わったのにずっと厄介ごとは終わらないねぇ?」 キシキシと笑うのは私のパートナーだ。 気が付いた。 デジタルフィールド内にすごい圧がかかっている。 この圧は…究極体なのは間違いない…。 普通ならひどい緊張感で倒れてしまいそうなほどだ。 今日は例外だ、なんせ、あの岩がある。 史香「いつもの…お願い。」 ドラクモンは赤い邪眼で空間をサーチした。 ぱちんと指を鳴らす。 ドラクモン「はい、どうぞ?」 史香「本性!!」 …くるった女…。 蜃気楼がゆらっとする感じをさせてそいつはドラクモンのアイオブザナイトメアを応用させた空間で姿を現した。 系統青 ドゥフトモン 究極体 ロイヤルナイツだ。 死霊デジモンでなければロイヤルナイツを統率する頭脳家だ。 史香「マジか…。」 ドラクモン「明日、喧嘩していた親と和解するんだろ?」 「邪魔をされたらたまったもんじゃねぇな…。」 「冬だってたくさん、やることあんだろ?」 ドラクモンが前に出た。 史香「ドラクモン!」 「進化しなくて大丈夫なの?」 ドラクモン「ダークタワーとお前が気に入っている血の岩があるから問題ない。」 「今の環境なら相手がロイヤルナイツでも成長期で大丈夫だ。」 ドラクモンはドゥフトモンに対してアンデットファングを仕掛けた。 ドゥフトモンは剣を振ってドラクモンに向ける。 キーンとノイズが響く。 ダークタワーと血の岩で強化されたドラクモンのアンデットファングはかなりの威力でドゥフトモンとも互角に渡り合った。 史香「死霊デジモンとはいえあいつがこの世界にきた目的がよくわからない…。」 史香はダークタワーと血の岩でドラクモンとドゥフトモンが互角に戦う姿を見ていた。 そう、私の世界にはダークタワーが存在していて血の岩と呼ばれる吸血鬼デジモンを極限まで強化する岩が存在するのだ。 ドラクモンが私のパートナーだったためと様々な要素が絡んで幼いころの冒険は悪が勝ってしまった。 …ああ、ヒーローはどうなったって? 実は私、冒険していてヒーローたちに会ったことないんだ。 いたのは変な女と(私ではない。)と空想のホスト気質の男。 ついでに言えば、冒険の最後は相手側にオルディネモンが二体同時にいたことぐらい。 冒険の最後は蛇と狐を掛け合わして混ぜた女とホスト気質男の二人組を中二病の私が専用の黒い刀で切り捨ててすべてを終わらせた感じ…。 痛いって? いや、それもはや今更。 ドラクモンが腕の小さな剣で攻撃を受ける。 ドゥフトモンのテレパシーが私にも伝わってきた。 …親子の絆を壊してやる…。 史香「ああ…現実界のね。」 私は半分口を開けた状態で少々沈黙した。 史香「右肩デジモン、操っているつもりならいうけど、ドゥフトモンの形をとるから気持ちだけは強いのね。」 「現実界でも三つの要素が絡んだ悪い存在である私は自分の意志決定では決して動けないすんごく大きな財産と同じでね、私って変な意味で母親の血反吐の塊なの。」 「絶対に動けない要石みたいなもんなのよ。」 「だからそれを象徴する血の岩が私の世界に存在するんだけど…。」 「ドラクモンが、ドゥフトモンと互角に戦える理由。」 「昔の冒険の舞台ではその二人組のオルディネモンの飼い主たちは私のもつ血の岩につけこんでいつまでも私に守ってもらえると思って甘えていたのね。」 「結果は私がそいつらの全て嫌になっちゃったの。」 「粘着質の女とオルディネモンの二体、誰も愛さない皮肉しか言わないSぶった男…。」 「そんな世界滅亡させてやりたいと思わない?」 「いろんな存在の力を借りてやっと打倒してやっと冒険を終わらせた形。」 「決め手だったのはヒーローじゃなくて私の意志だった。」 「とどめの一手はグランドラクモンのコレクションしたメギドラモン二体の力と現実界であらゆる絆を象徴する血の岩だったよ。」 「たぶんオルディネモンが善だったかなー。」 「なんか私の世界は何かがちょっと逆転しちゃってんの。」 「でもわりとよくいるでしょこういう人間。」 史香「現実界では母親と私は言葉ばかりを掛違えちゃったけど、本当は両方を思いあう気持ちは一緒だと思うよ。」 「私は言葉や文字にせずに問答無用で触ればいいだけだと思う。」 「なんかこれ以上はさすがにかわいそうだと思った。」 「おにぎりを投げ捨てる感じがしてすごく嫌だなって思ったの…。」 史香「おにぎりならどんな味がしても触って食べないと…。」 バリンと右肩が取れる音がした。 ドラクモン「アイオブザナイトメア!!」 ドラクモンがドゥフトモンにAの攻撃技を食らわすとドゥフトモンはデリートされた。 ドラクモンが赤く光る血の岩のそばで佇んだ。 史香「…血の岩…いわばホーリーストーンのような役割をするようなものだけれども。」 ドラクモン「いつも出しといてくれたら助かるんだが。」 史香「実は生身の私の身にこたえるからなかなかそうはいかないのよ。」 「しばらくしたらしまう、通称血の岩、現実界では赤子の頭ほどもあるガーネットボール。」 死霊デジモンとの戦いはおそらく続いていく。 これからも…。
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史香
2021年11月04日
In デジモン創作サロン
夢の中で銀色の竜のような肉塊が黒い血反吐を吐き、恨めし気にこちらを見ている。 尾は二本あり、翼は四枚。 醜悪な顔をしている。 町全体に灰色の濃霧…。 生きているだけでひたすら大きなデジタルフィールドを呼び寄せてしまう人間が居る…。 現実界とデジタルフィールドを行き来しながら生きている人間が居る。 デジモンは基本、文字と絵だ。 彼らの血液は黒い。 アニメの血液はみな黒い。 まるで神に全てを気に入らないと否定されたかの如く…。 藍玉「これは…。」 ここは現実界のはずだった。 藍玉は進みたくないと思いながらも誰も居ない空間を進んだ。 そこには夢の中と同じあの銀色の竜の肉塊が居た。 なんでだろう…見ていると苦しい…。 ひたすら巨大だが、今のままでは使い物にならないことぐらいは分かる…。 黒い血をぽたぽたと口から垂らしながら重そうな四枚の翼と二本ある尻尾…。 醜悪な顔。 炭のような香りがツンと鼻をつく。 ???「…あなた見えるの?」 「それが?」 藍玉は声のした方を見た。 黒い服、紫色の目、茶色の髪。 藍玉「誰?」 「退いて、始末するから。」 藍玉「…。」 藍玉はそこを退こうとした。 突然、重油のような黒い血反吐を吐きだしている竜は黒い服を着た女にぐるんと顔を向けて咆哮を放った。 凶暴性を現したのだ。 肉塊の竜「オォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」 邪悪な竜そのものだ。 これではまるでホラーゲームのクリーチャーだ!! その竜とも肉塊ともつかないそれは青い空気咆を放つ。 恐ろしい肺活量だ。 「瑠香、下がって!!」 現れたのはサクヤモンだった。 サクヤモンは結界を張って黒い服を着た女を空気砲から守った。 肉塊の竜が青い空気砲を放つたびズキンと藍玉の胸を痛めた。 知っている…この技…。 私は知っている気がする…。 ただしそれは…デジモンじゃないはず…。 銀色の肉塊の竜が攻撃を放つたび、頭にノイズが走る。 攻撃名 ????? 攻撃名 ????? 攻撃名 ????? 攻撃名 ????? 攻撃名 ????? 瑠香「退いて!! そいつはもう無理よ!!」 「制御できないクリーチャーであってデジモンですらないのよ!!」 空気砲が結界にヒビを入れる。 攻撃名 ????? 攻撃名 ????? 攻撃名 ????? 攻撃名 ザァァァ! 藍玉の頭にノイズが響き渡る。 藍玉「エ・・・ア・・・ロ・・・ブ・・・ラ・・・ス・・・ト・・・?」 まさか…この銀色の肉塊…。 銀色の肉塊は藍玉が何か悟ったの同時に攻撃を止めた。 サクヤモン「はあああああああああああああああ!!!」 金剛界曼荼羅だったがあまり効いている感じではない。 瑠香「そいつはデジモンですらないクリーチャーよ!!」 「退きなさい!!」 「あんたが退かないとそいつを倒せないの!!」 藍玉は驚いて竜を見上げた。 竜「…藍…玉…。」 藍玉「やっぱり…あなたでしょ?」 「なんでそんな姿してるの!!」 このキャラクターはかつて遊んでいたキャラだったことは分かる…。 わたしはこのモンスターが大好きだった。 どうしてクリーチャーに成る程、歪んでしまったのかわからない…。 何故、そんな姿になってまでも私の前に現れるの? 銀色の4枚の翼の肉塊の竜は黒い血を吐き出しながらバタバタと暴れた。 攻撃で苦しがっているわけでもない。 何かある。 この竜をこの世界で使い物にする方法が…!! 藍玉は必死で考えた。 とある存在であったキャラに4枚の翼はなかった。 2枚の尾っぽでもなかった。 まるで二人羽織だ。 瑠香「そいつは力の源としてあんたを依り代にしてんのよ!!」 「もう無理よ!! 諦めたら退きなさい!!」 何か重なって2人場織になっている感じ…。 藍玉の頭にピーンとした何かが浮かぶ。 ジョグレス!! ジョグレスで竜ならアイツしかいない。 藍玉は銀色の肉塊の竜に対して決死の力を込めて名前を呼んだ。 藍玉「インペリアルドラモン!!」 次の瞬間、銀色の肉塊の竜が光り輝いてデジコードが出現して彼を包んだ。 同時に藍玉の手にデジヴァイスが現れた。 瑠香「バカな…!!」 「そいつはクリーチャーでしょ?!」 姿を現したのは紛れもない見事なインペリアルドラモンだった。 インペリアルドラモンはただ黙って藍玉を見ている。 藍玉「こんなこと…できるんだ…。」 現実でデジモンテイマーズをやっている人間は生きながら二つのフィールドを行き来する。 カードスラッシュの唄の様に…。 彼らはデジタルワールドでない場所からふと出現するのだ…。 そいつをデジモンたらしめている力は実は力だ。 元々は争いという強い力であり、何らかの超自然的な力なのだ。 それが、納得してデジモンという皮を被って現れる。 アニメは要するにかれらの生皮なのだ。 生皮を被った黒い血液の何かは大抵、苦しみを抱えている。 ただ、それが何なのかあまりよくわからない。 デジタルワールドなどどこにもない。 デジタルワールドが本当に存在するのは人間の頭だけだ。 そのくせ彼らには大義だけあるから本当に不思議な話だ。 だから人間に黒い何かをしょわせるだけで人間には攻撃してこない。 主従になった人間が苦しみを共有してともに歩むしか道がない。 終わりなどどこにもありはしない。 本来であればアポカリモンやディアボロモンのような存在が現れて空想の世界を終わらせて私たちは大人になっていくはずだったのだ。 ヒーローの存在の方が実は異常なのだ。 そしてデジモンが居る場合、大抵前触れとしてポルダーがイストのような何かが起こるのが常だ。 挨拶の様に同じ方角から何か起こるのが大体の相場だ。 その場合、その方角にはデジモンが居る…。 インペリアルドラモンはいきなり凶暴性を現して咆哮をあげた。 藍玉は息が詰まり、膝をついた。 黒い服を着た女は藍玉を静かに見ていた。 インペリアルドラモンはいきなりメガデスを撃とうとする準備に入った。 藍玉は気が付いた。 目の前にいる瑠香という存在は人間ではないことに。 実際のデジモンテイムはどちらかと言えばホラーゲームをやってる感じに近い。 デジモンが現れる理由は何か理由があるのだ。 なぜ、そのデジモンが現れるのか理由を解かねばならない。 デジモンはテイマーを探して彷徨う。 その人間が気になるようであればずっと遠くの方から見ている。 藍玉はカードを買ったり、ソーシャルゲームでガチャを引くと苦しむ体質をしている。 インペリアルドラモンはメガデスをうちはなった。 瑠香とサクヤモンはすんでのところで避けた。 向こう側は全てが灰になって燃えた。 彼女達は見た感じ悪い存在でないのは分かる。 インペリアルドラモンの凶暴性が彼女の中に流れ込んできた。 藍玉「ぐ…。」 インペリアルドラモンは黒い服を着た彼女に対してもう一度メガデスを放とうとしていた。 瑠香「テイマーなら、制御なさい。」 「それはあんたの凶暴性でもあんのよ。」 瑠香と呼ばれたそれはサクヤモンと共に霧の向こうへと消えていった。 時を同じくしてデジタルフィールドが解除された。 藍玉は町中にいる。 ただ一つだけ違ったことは…藍玉の手の中にデジヴァイスがあることだけだった。
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史香
2021年10月26日
In デジモン創作サロン
なんかおかしな感じがする…。 想像している物語の世界の全てがハッピーエンド…こんなことあり得ない。 悪い意味での自己完結を意味する。 という事は…これはデジタルフィールド!! 要するにコレは右肩デジモンが居るという事だ。 右肩デジモンとは死霊の事だ。 巧妙だが自分の感情と擬態した死霊デジモンだ。 死霊が付くと大抵感情をロックされるかいらない感情にブーストが掛かる。 そいつの感情の為、壁に擬態した蛾のような形を想像してほしい。 パートナーのグランドラクモンが姿を現した。 史香「いつもならドラクモンなのになぜ今日は究極体なの?」 グランドラクモン「とんでもない強敵だから事前にこちらの準備をしておいたのみ。」 グランドラクモンが正体を見極める特殊空間を作ってくれた。 グランドラクモンがぱちんと指を鳴らす。 グランドラクモン「はい? どうぞ?」 史香「本性!!」 反応がいまいちだ!! グランドラクモン「史香、逆にお前の本性を自分に聞いてみろ。」 史香「…私の本性。」 グランドラクモンの声で内側から声が返って来た。 暗く冷たいダークエリア。 史香「確かに!!」 想像している物語が全てハッピーエンドとか絶対何か変だ!! 史香「一体何が潜んでいる!!」 私はディーアークを取り出した。 史香「カードスラッシュ!! のぞき見レッドカード!!」 白い靄の中で氷の竜が見えてこちらを攻撃してきた!! 史香「これは!! ヘクセブラウモン!!」 青系統 ヘクセブラウモン 氷の魔術(高級プログラム言語)をマスターした者だけが進化できるとされる伝説の魔法騎士型デジモン。 史香「何でそんな存在が私のフィールド上に居るの?!」 「もう一度!!」 グランドラクモン「はい、どうぞ?」 史香「ヘクセブラウモンの本性!!」 空間から帰って来た返事はこうだった。 人間ではない…。 グランドラクモンが私の目の前に出てアイオブザゴーゴンで空間を開いた。 ヘクセブラウモンがその場に出てきて直ちに濃い濃霧が発生してデジタルフィールドになった。 グランドラクモン「史香、一人で何もかもを解決しようとするところを付け込まれたな…。」 「お前は確かに音を通して様々な事を観測できる。」 ヘクセブラウモンからは男でもあり女でもあるような変な感じの音がする。 史香「ぼんくらアイスめ…。」 グランドラクモンのクリスタルレボリューションとヘクセブラウモンのサモンフロストがぶつかり合う。 氷同士の戦いだ。 ヘクセブラウモン 青の使徒…。 史香 確かに、聖書も読破した、コーランを見ただけで八割がたの意味も分かった。 とあるアニメの補完計画並みの事柄も身をもって経験中だ。 そりゃぁデジモンテイムやってないと生きてられない。 史香「ふふふ…。」 私は力なく笑った。 グランドラクモンの方が若干押されている…。 史香「私、そんなに舐められてんのかね?」 「私の血は赤いし、パターンは赤だと私のデュークモンがと何回も、証明しているわよ。」 「見たんだ、お前はちゃんと人だと!」 「だから立ち止まれと!!」 この時点で右肩が取れた音がした。 私の心の叫びを聞きつけたのかデュークモンが応援に駆け付けた。 デュークモン「加勢するぞ史香!!」 デュークモン、こいつも昔から、私のパートナーデジモンだ。 実はグランドラクモンよりも付き合いが古い。 デュークモンの数は合計二体。 もう一体はカオスデュークモンに変異をしており私のフィールド内のどこかに居る。 私の右目に不正の文字を埋め込んでくれた張本人だ。 デュークモンはヘクセブラウモンにロイヤルセーバーをお見舞いする。 デュークモン「ついでに言えば、パターン青でもちゃんと人間だ。」 史香「え?!」 「なんで?」 デュークモン「お前に送った信号機のシグナル、人という字を思い出してもらおう、信号機の青でも横から人を見た図になっている。」 「人という文字は人を横から見た図だ。」 「パターンが青だったとしても絶対にお前は人間だから安心しろ。」 グランドラクモン「これほど肝が冷えるデジモンはそうそういない…。」 グランドラクモンは悪態をついた。 グランドラクモンはアイオブザゴーゴンでヘクセブラウモンの動きを鈍くし、デュークモンには同じ技でブーストを掛けた。 私の頭がカンカンに沸騰した。 デュークモン「ファイナル・エリシオン!!」 デュークモンがファイナル・エリシオンを放つとヘクセブラウモンに命中し彼は負けを認めたのかいずこへかと逃げ去った、デジタルフィールドは解除され、右肩は取れたのを確認した。 デュークモン「…生意気もたいがいにしろ、史香、たまには踏みとどまれ。」 史香「はい…。」 「デュークモン…。」 デュークモン「なんだ?」 史香「やらないか?」 デュークモン「…なにをどうしろと。」 明らかに困っていた。 史香「え! この場合危機が去ったらお姫さまとは普通!!」 グランドラクモン「こいつはお姫様じゃない、灰色のワンピースを着た調子のいい女だ。」
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史香
2021年10月26日
In デジモン創作サロン
史香「本性。」 現実界でもこの掛け声から始まる。 空間からの返事。 怖気づいた。 右肩だ。 擬態した右肩の感情だ。 右肩は死霊の音だ! このままでいいかな…平和に過ごせて遊べればいいか…なんていう砂糖菓子の様に脆く甘い感情。 ふざけるなよ、そんなわけ無いだろ? この後に地獄が待ってるのに決まっているだろう? こんな所に間髪を入れずに右肩の攻撃を食らったらどんな人間でも皆駄目になるに決まっている。 自立するほんのつかの間の休息にこんな邪魔が入られてはたまらない。 またこれだ、私はやる事をやったのに彼らは本当に何もやっていないのだ。 逃げ出した臆病者たちが私の右肩に縋る。 たいがいにしてほしい。 ほんの休息の間をこんな形で駄目にされてはたまらない。 これはまた鳥居をくぐらなければならない。 奴らは怖気づく癖に退屈してやらなければならないところで逃げだす。 悪いがそんな子供時代は飽きた。 いつまで私はそんな奴らに構わなければならないのだろう。 やっと精神的に自立してご飯が食べられるようになった矢先にこれだ。 本当にうんざりする。 史香「ち! またデジタルフィールド!!」 見えたのはムシャモンだ。 フィールド上を彷徨っている。 人間の本性を持つデジモンほど厄介なものはない。 何故ならば人間の本性を持つデジモンは究極体のインペリアルドラモンパラディンモードの攻撃をまともに食らおうが、七大魔王のデットリーロールを食らおうが、デクスモンのプロセスOをかまそうが消滅しない。 ロイヤルナイツだろうが七大魔王だろうがオリンポス十二神だろうが普通のデジモンの攻撃だろうと無意味だ。 しかも成熟期ときた。 裏の意味はいいおとなの男だ。 要するに大人の死霊。 人間の本性を持つデジモンの消滅しない理由は元々の正体が人間だからである。 史香「ドラクモン!」 ドラクモン「冒険を終わらせたんじゃなかったのか?」 「史香?」 ドラクモンが姿を現す。 こいつは中学時代から一緒に居る私のパートナーデジモンだ。 史香「壮大な冒険は終わったが厄介事は終わりそうにない、サポートして、ドラクモン。」 ドラクモンはにんまりと笑う。 ドラクモンは目のある手でぱちんと指を打った。 ドラクモンの手の目から赤い光が発せられて特定の空間が出来上がる。 アイオブザナイトメアという技を応用したもので相手を見極める空間が出来上がるのだ。 私とこのデジモンはかれこれ中学生からの付き合いで歴史が古い。 ドラクモン「はい、どうぞ?」 私は腹を据えてムシャモンに向き合う。 史香「本性!!」 お決まりの掛け声がその場にこだまする。 超音波の様にその音はムシャモンにあたり、空間の音となって跳ね返ってくる。 かえしはこうだった。 怖気づいた。 紫ルートのデジモン、ムシャモン、成熟期。 この空間に本性を持つデジモンが出現すると私の体調が悪くなるから非常に困るのだ。 史香「現実界ではこの後進路を選ばなければならない地獄が待ってるつうのに!!」 「こんちくしょうが!!」 ドラクモン「はいはい、史香。」 「罵詈雑言をありったけ吐こうが何しようが人間の本性を持つデジモンは簡単に消えねぇぞ。」 「どうすんだ?」 ドラクモンは楽しむように笑った。 人間の本性を持つデジモンは放っておいたら聖書で言う黙示録のグリムモンを連れてくるから放っておくことが出来ないのだ。 グリムモンが来ると大抵世界の終りのような感覚を味わう。 そして私は過去に一度それで死にかけている。 右肩デジモンが居る、特定の空間から発せられるいらない苦しみに私は苦しむ体質をしている。 ドラクモン「どうやら俺らは一生お前からお役目ごめんにならなそうにないなぁ?」 「お前何歳だよ?」 史香「もう28歳越えてます。」 ドラクモン「おっかしーな?」 「冒険は、たった、この間、終わらせたはずじゃなかったのか?」 ムシャモンから発せられる気は、いい大人のくせしてやるべきことから逃げた臆病者の大人の匂いがした。 ドラクモンの煽りとムシャモンへの怒りで私の頭は沸騰した。 史香「厄介事が私のフィールドに舞い込むなら君らはお役目ごめんにはならない。」 「悪いけど、ドラクモンには地の果て地獄の果てまで付き合ってもらう!!」 ドラクモン「望むところだ。」 私はデジヴァイスであるDアークを構えてドラクモンを成熟期のサングルゥモンに進化させた。 サングルゥモンはムシャモンと向き合って相手を威嚇した。 ムシャモン「オオオオオオ!! テメェ如きに…!!」 現実界でも本当に聞こえた声だ。 右肩の特徴だ。 奴らは傲慢であるものが見えない。 怖気づくくせして生きている人間に対してはとことん傲慢だ。 憑依してデジタルフィールドを作っては人間の感情を阻害する。 サングルゥモンはムシャモンの場所まで走って行って相手をステッカーブレイドで攻撃した。 ステッカーブレイドは鈍い音を立ててムシャモンの刃物を跳ね返してちらばった。 媒体は何でもいいのかもしれないがデジモンの方が都合がいいのだ。 何故ならば、私はパートナーデジモンが傍に居るからだ。 サングルゥモン「責任を持てよ、史香。」 「冒険を終えても俺らは消えねぇよ。」 「ちゃんと飯を食え、それから人間としての役割を果たすんだ。」 史香「お前、最終進化形態が何体も天使をフォールダウンさせたグランドラクモンのくせしてよく言う。」 サングルゥモン「パートナーデジモンならどのデジモンでも人間に対してそう言うだろう。」 「もっとも、Triの様に俺らは最終進化を果たしたら消える存在じゃねぇことは確かだ。」 サングルゥモンは自らの技のブラックマインドを発動させた。 サングルゥモンのデータは戻ってきてしまった。 サングルゥモン「不発か! さすがは本性が人間のデジモンだぜ、こちらの攻撃が聞きやしねぇ。」 私のデジヴァイスはDアークという代物でパートナーデジモンをカードで強化できる。 私はデータのカードを漁る。 毎回、本性のあるデジモンと戦っている時に味わう感覚はこれ以上先が無いような感覚だ。 現実界では壁に擬態した蛾のような感情と戦う。 そしてそれにシンクロする呼び水の様に私の感情にロックが掛かる。 私がこれからやらなければならない事は永久にこの現実のまま留まる事じゃない。 面と向かって社会と向き合って働かなければならないのだ。 半端であれば目の前のムシャモンのような本性が人間の右肩デジモンといちいちエンカウントして戦わなくてはいけない。 右肩デジモンは決して味方になりえることはない。 現在、現実世界では私は本当に生きる道を決めなければならない岐路に立たされかけている。 こんな所に怖気づいた右肩デジモンのムシャモンの邪魔が入ったらたまったものではない。 ムシャモンの攻撃が入る。 サングルゥモンが攻撃を受けとめる。 サングルゥモンが感じ取ったものとシンクロして私の頭に陳腐なゲームミュージックが流れた。 ムシャモン 真実の口…。 サングルゥモンはムシャモンの技の切り捨て御免をステッカーブレイドで受け止める。 私の頭の中に呪いのとある言葉が浮かぶ。 どうせ母親からは逃れられない。 紛れもない、紛れもなく私の声だ。 そう、だから、だから私は母親に対して卑怯な手段を取ってはいけないのだ。 この親子喧嘩の有様は私の子供時代の最後のあがきなのだ。 本当に小さな子供としての最後の輝きとあがきなのだ。 本当に分別のある子どもとしての最後のあがきだ。 だらしのない人間になりきる前に、私は自分と母親の全てを否定する必要があったのだ。 だから、私は母親に対して最も言ってはいけない事を口にする必要と拒絶する必要があった。 酷い言葉ごめんな。 本当は私は経理の仕事でもっとちゃんとしたいんだ。 仕事の事でも分からないままじゃ嫌なんだ。 かつて見ていた背中を本当に思い出す、山のような裏紙があったのを今でも覚えている。 本当は尊敬してんだ、本当に私を食べさせてくれてありがとう、これでも感謝してんだ。 だからすべてがグダグダでだらしのない大人になる前にどうしても分別のある子供として最後に自分も貴方も拒絶する必要があったんだ。 私はこの喧嘩の日々を過ごしていて貴方のジョロウグモの生霊を見たりしたし貴方の居る方角から料理を作る音が聞こえて来ていたんだ。 正直ジョロウグモの生霊を見た時は本当に背筋が冷えた。 生霊は右肩につくんだ。 私は右肩の右耳の辺りに足が10cmはある貴方のジョロウグモの生霊を見た。 それから追い打ちをかけるようにダンスの先生に言われたが、あっちこっち手を出す人間が一つの事にまい進できるわけ無いでしょうと私は村田先生にぴしゃりと言われた。 正直あれはマジだと思うぞ。 本気で私の事を思ってくれるんだったらTACで仕事にかかわる簿記二級を勉強させてくれ。 それから俺の父親の史彦はもう死んでる人間でいない人間だ。 悪いけど死んでいる史彦でなくて生きている金田一史香を見てやってくれないか。 本当にいい歳こいて両方本当にどうかと思ってる。 私は本性が怖気づいたムシャモンに対して沸騰させた怒りを向けた。 史香「トップシークレット気どんな!!」 「怖気づいた人間に真実の口も鼻も目もあるかっつーの!!」 「せいぜいグリムモンを呼び出して死にかけるのがオチだっての!」 カンカンになった頭にシンクロするようにサングルゥモンに赤い光が包む。 私は多数のカードから一枚のカードを取り出した。 ドルグレモン メタルメテオ。 膨大な金属の技を相手にぶつける技だ。 私はDアークにそのカードをスラッシュしてサングルゥモンに力を与えた。 サングルゥモンの全身は銀色に光りムシャモンにもう突進してぶつかっていった。 ムシャモンもメタルメテオをブーストされたサングルゥモンの攻撃で向こう側に飛んだ。 史香「やったか???」 バチンと音がして右肩が飛んで行った。 現実世界では戯曲を書いたのと同時にデジタルフィールドは解除された。 つまりは退治できたのだ。 今回の試みは成功だ。 どうやらこういった戯曲を書くことで死霊の右肩の擬態感情を退治できることもあるらしい。 しかしぐずぐずしていては私はまた同じことの繰り返しだという事を悟った。 ああ、向こうの都合に寄るけどコレは本格的にそろそろ親子喧嘩終わらせないと駄目かもな。 本性が人間の右肩デジモンの相手は正直ごめんこうむりたい。 ろくでもないがたまにこんな日々を過ごしている。 私は生涯デジモンテイマーやり通すことだけは多分決まった。 しかも相手はよりにもよって親には決して認識できない一番苦手なホラー。 私は死霊に取りつかれなければ本当に正常で感情に不自由しない。 デジモンが居たから私は一人暮らしをしていても寂しげな悲鳴を上げる事ができなかったんだ。 ずっと一人暮らししていても平気で居られてしまう。 声が聞こえるし、幻聴の存在を認知できてしまうから。 幻聴は私の操るデジモンの姿をしており右肩の死霊とは別だ。 右肩の死霊は上手くいけば戯曲で退治出来ることもあるらしい。 だが一応、明日、念のため、鳥居をくぐっておくか。 この文章を提出するのを邪魔されないために。 サングルゥモン「おい、もう一体ムシャモンが居るぞ!!」 私も気が付いた。 確かにどこかからまだ半分ゲームミュージックが流れている。 死霊にも数え方があって、ガーネットのブレスレッドを使うのだ。 玉のブレスレッドであれば何でもよい。 単純に右肩を意識してブレスレッドの玉を一つ二つ、と数えればいいのだ。 空間や右肩から音がすれば大体、死霊が居る数が決まる。 あとは勘だ。 死霊が付くと人間の感情にロックが掛かるのだ、コレはフィクションでなくマジだ。 本当に恐い話だ。 史香「サングルゥモン、ブラックマインド!」 ブラックマインドは狼になったサングルゥモンが相手の影の中に己を溶け込ませて本性を調べる技だ。 リアルでブラックマインドを使ってサングルゥモンに本質を調べてもらった。 何処からか歌が聞こえてきた。 元ネタがある、耳障りな電子音を発するこの歌はボッテガヴェネタという歌だ。 気が向いたらこの是非とも耳障りな電子音であふれた歌を聞いて欲しい。 死霊は所詮記憶の化け物。 本人が持つ執着している嫌な記憶に憑りつくのだ。 歌になって自らの内側から聞こえる。 サングルゥモンはブラックマインドで先ほどと同じ赤い空間を作り出した。 サングルゥモン「はい、どうぞ?」 そして私は出現したデジタルフィールドと共に再びムシャモンに向き直った。 史香「本性!!」 これはリアルでも相手の性質を調べるために口から発する私の掛け声だ。 主に右肩に注意を向けて発する私からのソナーのようなものだ。 私は耳をすました。 君がいなきゃけりゃ今頃高嶺なの…。 そう、デジタルフィールドが出来る前に耳障りな電子音や歌が流れてくることがある。 それにしても分かる事だが私の母はあらゆるものから本当に妬まれている。 これは聞こえていても私の感情ではない。 これも蛾の様に私に擬態した感情だ。 あのひとががいなければ私は高嶺だったか? 確かにあの人は私の成人式でも自分の式にしてしまうぐらい自己主張が強い。 正直言って全てに関して私がわき役だったようなものだ。 いつもかなりつらかった。 私はいつも彼女の引き立て役だったかもしれないが愛していたことは確実だ。 そしてあの人の結婚式の後に若いメンバーで歌を披露したのに私だけ何もできずに役立たずだった。 あの会でも正直食事の味がしなかったのはよく覚えている。 ならデジタルモンスターで勝負だ。 なら私が中学時代から一体何の日々を送っているかこの際だからあの人に明かすことにしようか!! トップシークレット明かさないように…。 史香「おい、出し惜しみは無しで私がどんな日々を中学時代から送ってきてるかこの際だから明かしてやんよ!」 サングルゥモンが戻って来た。 私はデジヴァイスをかざす。 史香「サングルゥモン! 一段階進化してもらえない?」 サングルゥモン「はいよ。」 史香 「私が…君がいなけりゃ高嶺だったわきゃねぇだろうが!!」 「どこ行っても同じ奴は同じ奴でおんなじことを繰り返すに決まってんだろう!!」 「私はどうせどこ行ってもデジモンテイマーだ!!」 「泣き言聞くのはもう飽きたわ!!」 「子供の歌の泣き言に恍惚感を覚えて酔っている暇があったら往生しやがれ!!」 「大体あの歌の歌詞通りに奈落の底から人を導けるわきゃねぇだろうが!!右肩デジモンめ!!」 再び沸点がピークに達する。 私がDアークをかざすとサングルゥモンは赤い光に包まれてマタドゥルモンに進化した。 民族舞踊のデータから出来たデジモンで踊りが得意なのだ。 史香「私は一生デジモンテイマーやったるわ!!」 「覚悟決まった!!」 「それを邪魔されないように経理一筋で食ってくことにするわ!!」 マタドゥルモンはムシャモンに素早く走っていって蝶絶喇叭蹴(ちょうぜつらっぱしゅう) というすさまじい蹴りをお見舞いした。 右肩のムシャモンの顔面にもろに決まったためなかなか爽快だ。 ムシャモンはたまらず向こうへと吹き飛んだ。 戯曲を書いたのと同時に再びデジタルフィールドは解除された。 マタドゥルモン「進路決まったな、史香?」 史香「そうだね、一生デジモンテイマーやって経理で食べてくよ。」  マタドゥルモン「俺と言う存在は一体なんだ?」 史香「私の魂を分けた存在だから右肩デジモンに攻撃が効くんだろう。」 マタドゥルモンはドラクモンに退化すると手を振って姿を消した。END
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史香
2021年10月22日
In デジモン創作サロン
デュークモンには裏の顔がある…。 彼はグラムを手に持ち、ファイナルエリシオンを放つ盾イージスを持っている。 私は経験してしまった事実をありのままにお話しする。 デュークモンは私が昔から馴染みのあるデジモンでディーアークも二つ揃うほど縁が深い。 だが、これは裏を返せば、私は何かを間違えると両目を潰されることを意味する。 私の目は何かおかしなものを確かに映す。 アニメが形になる前の不吉を見る事がある。 気が付いていないだけで見えている人間は実は多くいると思う。 大抵はそれを見た後、人間は気分を悪くしたり体調不良に襲われる。 法に関わることなどなぜかロイヤルナイツが付きまとう事が多し。 事実、私は文章の最大のものである法を勉強していた時、デュークモンと関わったし、簿記に移ってからはアルフォースブイドラモンを見かけるようになった。 その中でデュークモンの裏の顔をみた。 モンスターの彼らは何かをしょって相手を選んで降りてくる。 そんな中、不謹慎な私が勉強も忘れて女の裸をネットをあっさって描いていたころ。 私は夢で不正という二文字を見て、片方の目の視力をおかしくした。  丁度その頃、私はカードを集めていてカオスデュークモンのカードを一枚引いたのだった。 タロットカードと同じようにカードゲームのカードも例外なく持ち主に引き寄せられる。 カードゲームをしている人間がカードを買えば何度も同じカードを引くというデジャブを絶対に味わったことがある様に、持ち主にあれは引き寄せられる。 私は滅多に引かないカオスデュークモンを引いた。 後で知ることになるがコレは私の右目の僅かな視力と引き換えだったことを知る。 デュークモンと縁が深い私は昔から何体もデュークモンが手元に揃うという経験をしている。 テイマーズ時代では金色のDアークが二つ揃った時があった。 悲しい事にあの頃の私はデュークモンの魅力に気が付かず、タオモンの尻ばかり追いかけていたのを思い出す。 不謹慎をやるようになった大人になってからもリアライズで私はもちろんデュークモンを引いた。 しかし、あんなに出たデュークモンでもカードの方では引かなかった。 代わりに出てきたのはアルフォースブイドラモン。 アルフォースブイドラモンはリアライズでも引いた。 アイツもロイヤルナイツだ。 勉強している簿記の何かに引き寄せられたようだ。 デジモンのロイヤルナイツは現実界でも力を求める。 法や簿記などを好む性質をしている。 何故かは知らないが彼らは文章で言う最も力のある法律などを好む。 文字と姿だけの世界でも樹液にカブトムシが集まってくるぐらい何か本能的なものがあるのを意味している。 特にデュークモンが好んだのは日本国憲法だった。 憲法の憲の字は元々は両目を抉り出す刑を意味する惨い漢字だ。 デュークモンのグラムをよく見てみて欲しい。 もし、悪い人間相手ならば一体人間の体であるどこをそのグラムで突く? 鋭い人間ならばグリム童話のようなえぐい事実に気が付くだろう。 そんな中、私はカードで、デュークモンを何故か引かなかった。 代わりに引いたのは滅多に引かないカオスデュークモンだった。 そして、私が勉強することをさぼってネットで不正に取られた女性の裸を漁って絵にしていた時、私は不正の二文字を夢で一番強い指である親指を右目に突っ込まれて見て効目である右目をおかしくした。 視力をおかしくした同じ頃にカオスデュークモンを私は手に入れている。 彼が言いたいことは、下らない事をしていると両目をついて視力を奪っちまうぞという意味だ。 意味を悟った私はさすがに肝が冷えて生活を正し二度と不正に取られた女性の画像を描かないことにしたのだった。 縁が深かった分、彼の期待を裏切るとすさまじい報復を受けるのは何処の世界にいっても一緒だという事は悟った。 私は生活習慣を直し、勤怠をちゃんとしたら、不思議な事に視力も回復したのだった。 ただ一つ、見える空間の何かは元に戻らなかった…代わりにその場所で不正な何かが見える右目に謎の違和感が私の目に残った…。 謎は深まるばかりだ。 一つだけ確信していることは私は人間としておかしな方向に道を違えれば恐らくデュークモンに両目を駄目にされることぐらいだろうか…。 正義の味方なんか実際に居ない方が世の救いだ。 関係ない話だが私はウルトラマンのポスターを見ると彼が見えぬ不正空間で私を見て身震いをした。 …私が恐いらしい。 もしかして…わたしの背後にはデュークモンが二体居るのかもしれない。 何故ならば幼いころにDアークが二つ揃った事実があるからだ…。 ウルトラマンは私の背後に一体何を見たのだろう…。
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史香
2021年10月22日
In デジモン創作サロン
あの女には仲間がいなかった。 ただ一つ分かる事は、最初は一人の選ばれし子供だったことだけ。 仲間はだれ一人おらず、一人きりだった。 そして私の敵になるはずの女だったのだ。 そう、私が彼女にとって倒すべき宿敵…だったはずだった。 しかしあの女には倒すべき宿敵の私よりも別の方角を見ていた。 彼女が何を見ていたのか今となっては私にはわからない。 確かなのは本当に恐ろしい何かを見ていた事だけ。 ただ一つ、だけ確かな事実はあの女は私と戦う事を放棄して逆に私の手を引いたことだけだった。 あの女は選ばれし子供以前になにかはるか背後には恐ろしいものがいた。 闘いを放棄した彼女の傍に私が出来る事は傍に居てやる事だけだった。 彼女は気が済むまで私の元に居て去った後、彼女はそれを打ち倒して私の元に戻って来た。 私はそれでその後、その女にどうするのかと聞いた。 その女は私のテイマーをやると一言云った。 私はそれを承諾した。 彼女の世界では現実界で何かずれてしまっているおかしなものを私は見ている。 所詮私は闇、ダークエリアそのもの、低い所に液体が流れ込んでくるのと同じように液体のような黒いロイヤルナイツも重油の様に流れ込んでくる。 現実界の彼女の元にドロップアウトしてくる騎士どもが居る。 奴らは決まっていつも何かこの世の終わりのような何かを抱え込んでいる。 確かなのは選ばれし子供では救えぬ何かがこの世にある事のみ。 その女に力を全て注ぐことを私はとうの昔に決めたことだ。 彼女が概念に狙いを定め、ロックオンを決めた時に私は力を振るう。 クリスタルレボリューション!!
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史香
2021年10月19日
In デジモン創作サロン
「史香、名前を変えてくれないかな?」 「史香の史の史彦さんの名前が嫌なんだって…。」 史香「ふぅん…。」 名前を変えろと言われても実は私は別に何とも思わなかった。 何故なら私はてんで人の名前を憶えないし実は名前にはあんまり意味が無いんじゃないかと思っていたりするからだ…。 見えなかったが今ならば感じられる、今思えばアレが私とドラクモンとの出会いだったのかもしれないのだ。 現実界で彼がいた位置はそれを言った母親の横、あの時の義理の父親の傍。 ドラクモンの事だからきっと母たちが不仲なさまを見て笑っていたんじゃないかと思う。 あの時、29階の高層マンションに住んでいて私は自殺衝動に苦しめられていた。 景色が良くて高い場所には本当に恐い存在がいるようだ。 何故ならば妬まれるからだ。 そして、幼い私はそれから逃げるように私はドラクモンが導く世界へと逃げ出した。 結果的にはドラクモンが導いた空想の世界で私は事なきをえた。 夜、母たちがあの部屋で寝ている時、ドラクモンがやって来た。 ドラクモン「なあ? 守ってやるから俺たちも真似しようか?」 史香「…。」 言われるがまま私はドラクモンに従っていた。 この文章は象徴的な事を分にしているから現実界でのやり取りではない。 あの時の母たちが離婚した直後、名前を変えろ事件の真相で義理の父親の口から話し合って出た言葉はなんと「試した。」 今思えばあれは姿の見えないドラクモンが私を試したという意味だったのかもしれない。 ちなみにドラクモンは史という字が恐いそうだ。 何故ならば史には文字を縛り束ねる事の出来る呪力があるからだ。 いい名前をもらった。 ありがとう、親には心から感謝する。 私はドラクモンが心から恐がった史という字が大好きだ。 私は中学時代、勉強を放り出してドラクモン達とひたすら冒険をしていた。 グリムモンと戦うデジモンストーリーのムーンライトのゲームを私はひたすらやっていた。 頭の端の方ではルーチェモンという天使型と気が合って私は一つの世界を造ったことも覚えている。 それはのちに私が統合失調症の患者になって幻聴というデジモンに苦しまない一つのファーム島の機能をする素晴らしいシステムの一つとなった。 中学を卒業して高校に入り、そして、卒業して私は東中野を最後にデジモンと一度決別した。 それでも彼は傍に居た。 ドラクモンの一部は姿を変えてずっと私の傍に居た。 ドラクモンの一部のデジモンはケラモン。 そいつはのちに私の精神が狂っても正気でいられるように謎の力をくれた。 そいつは虚界を切り裂くことが出来る。 デジモンを忘れ去った後もドラクモンはずっと私を見ていたし夜な夜な遊びに来ていた。 ドラクモンはずっと傍に居た。 私がドラクモンの姿形を忘れ去っても彼は何らかの姿できっと私の傍に居続ける。 そして、私は漫画家になる夢を挫折した時、全てのツケを払わされた。 そして、散々ドラクモンと耽った自慰までもを捨て去った時、いよいよドラクモンでも私を守る事が出来なくなった。 それでも私は決着をつければならないと確信し、ドラクモンの守備を捨て、彼のはるか後ろに居たとんでもないものと生身で戦う決心がついた。 そいつは自殺衝動の究極の姿となって私に襲い掛かった。 アニメが生身で見えるものの究極の何かだったと思われる。 私はメルトダウンを起こした原子炉の写真で同じような姿をしたものが写っていたのを知っている。 日本で初めて作られたアニメが何だったのか読んでいる人たちはよく考えてみて欲しい。 私はそのとある彼が人間には2度と振り向かない様の瞬間を見た。 死を選べ。 選べるわけ無いだろう…。 私が悪夢の中で全神経を込めてそいつに言った言葉だった。 それから統合失調症と告知され私は責任をもってドラクモン達と付き合うことにしたのだった。 システム上、デジモンに当たる存在を管理するためには心が何個も要る。 瓦礫の心に多重人格も私の中へと降り立ち、私の中には何人も自分がいる。 しばらくして私はドラクモンの最終進化形態のグランドラクモンの様に物をコレクトして集める事が得意なのに気が付いた。 中学生のあの時から私はドラクモンのパートナーだったしこれからもそうであり続ける。 そして現実界。 統合失調症が劇的に回復してからたまにおかしなことが起こるようになる。 現実界で何回も信号無視の車に私は出くわすようになった。 死ぬわけにはいかなかったから、私は徹底的に足掻いておかしなことを察知できるようになった。 疲弊しきっていた時、雲の形がドラクモンを象り彼が剣を持っていて私に何かを渡そうとしていることに気が付いた。 私はとっさにそれが何か分かった。 …淡路町の三省堂書店に売ってた、赤いカーネリアンのナイフ…。 私はそれを見に行った。 そして、その場所に行く途中、エスカレーターに乗った時、何かの空間が切れる光を見た。 エスカレーターは階段=怪談に通じる。 エスカレーターはエスカレート、現代には昔の怪談を上回る恐いものが存在していることも意味していた。 ちなみにエスカレーターは電気で動いている。 何の偶然だろうか? 私はエスカレーターを見ると今でも切り裂く光をたまにだが見る。 あれは恐らくドラクモンの進化形態のサングルゥモンのステッカーブレイドだ。 私は淡路町に着くとカーネリアンの赤いナイフを見た。 信号無視の空間の不吉をカーネリアンのナイフが切ったことを察知した。 私は信号無視の車で死ぬ可能性が限りなく低くなったことだけは感知した。 そのドラクモンが持っていた剣は遺伝子のような形が宿っていた。 ドラクモンからの祝福だ、恐らく私の性質が子供にまで引き継がれることを意味する。 恐らく昔で言う呪術的な何かが私の遺伝子の中に刻まれたのだろう。 アニメには明るい世界だけじゃない。 よくわからないが何かある。 私はアニメで最強だった存在と最低辺で勝負し勝利を勝ち取った。 勝ったのは私の意思だった。 そして、いつもサポートしてくれるのはデジモンだった。 デジモンが現実界に本当に居ると言ったら貴方は信じますか?
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史香
2021年10月17日
In デジモン創作サロン
「以前から私の陰口がすれ違いざまに聞こえてきたり、容姿について笑っている気がしていました。」 「大学ですれ違う女の子にキモイと言われたりとか…。」 「ほう?」 男はカルテを書く。 「道ですれ違う人に胸がでかいとかいい体だと言われたりとか、皆が私の事を注視しているように感じます。」 「成程な。」 パソコンにカルテを打ち込んでメガネを外す。 はっきりと目の端に映るものが男には見える。 「暁先生…、私は普通に生活したいんです!」 「薬の量を増やしましょう、睡眠薬も付随させます、よく寝て下さい。」 女のすぐそばにいるのだ。 キシキシと笑っている緑色の棍棒を持った鬼が。 その医者の目にははっきりと見えていた。 緑色の小鬼で棍棒を持ち、黄色の髪をモヒカン状に生やして下卑た笑みを浮かべている。 暁と目が合ったのと同時に女もその部屋から退出した。 暁はメガネを拭いて再びかけなおしたのち、コーヒーを入れた。 …この手の病気には必ずあのデジモンが付きまとう。 皮肉なことにあれは彼らのパートナーデジモンだ。 それに気が付かなければ見えてもどうしてやることも出来ない。 デジモンは直接人間を殺せぬように人間も奴らを殺せぬのだ。 そしてかくなる私も。 暁はメガネを外す。 端に先ほどと同じ緑色の小鬼が映る。 キヒヒ…!! 「シャーマモン。」 暁はドスの利いた声で目の端に見えているシャーマモンににらみを利かせた。 わかってますって、ひらにー!! シャーマモンは引っ込んで姿を消してしまった。 これはデジモンのテイマーになる素質のある存在の洗礼だ。 この鬼と女の傍についていた鬼は通称シャーマモン。 デジタルモンスターである。 100人に一人、統合失調症の患者には必ずシャーマモンのような下級のデジモンが付く。 統合失調症の患者に必ずと言っていいほど纏わる下級のデジモンだ。 パートナーデジモンとパートナーの人間は常に一心同体。 シャーマモンのようなモンスターは基本的に下級のモンスター。 侮る存在は徹底的に侮り自身のパートナーであったとしても徹底的に貶める。 下級のデジモンは性根があまり良くない。 先日はどっかの大馬鹿がオメガモンをパートナーにしたのを見かけたがバカ騒ぎもほどほどにしろと伝えたい、全く。 アルコールで反吐をつかぬまでも余計な厄介事を抱え込んで物騒な目に逢ったりしているのを見ているがアイツは本当にどうしようもない。 夜、バタバタと廊下から誰かがかけてくる音がする。 扉が開いた。 「暁先生!!」 「何だ、騒々しい。」 「緊急の患者です!!」 男が運ばれてきた。 男は拘束され錯乱していた。 「放せ―!!」 「俺は病気じゃねぇ!!」 「俺は国単位で集団でストーカーされてんだ!!」 暁「※セルシンを持ってこい。」 ※鎮静剤のこと。 暁は助手から渡されたセルシンを男に注射した。 拘束された最初は暴れていたが鎮静剤で落ち着いてきたようだ。 暁「とりあえず話を聞く。」 鎮静剤で落ち着いた男は暁を見た。 男「お前、国の回し者だろ?」 「言う事を聞かない俺を寄ってたかって抹殺しようとして、お前もどうせグルなんだろ?」 暁はメガネの隙間から男を見た。 男の周りにシャーマモンが5体。 この手の存在はプライドが高く、自意識が過剰で飲んでいる薬を勝手にやめてしまう頑迷な人間が多い。 所詮は精神疾患だ。 精神の病と勘違いしているが実はれっきとした脳のシナプスに関わる肉体の病だ。 薬が無ければ症状が逆戻りしてしまう事が分かっていない。 こいつもデジモンテイムだ。 「俺は病気じゃねぇんだ!!」 「監視カメラが家に仕掛けられてんだ!!」 男は言う。 後ろでは家族が心配そうに見ている。 暁は男を待合室に下げさせ、家族を呼んだ。 暁「いいですか、あの方の病名の告知をします。」 「おそらく、統合失調症です、すぐに入院させてください。」 テイマーの在り方は実に様々だが大抵は自分がテイマーだと認識できていない。 過去には見えぬシャーマモンにそそのかされて、眉毛を全剃りして赤い服を着て真っ赤な自転車で自らの髪をロン毛にして町を徘徊した存在もいると聞く。 街中でそう言うたぐいの変人をよく見てみるとそいつの傍には大体シャーマモンかゴブリモンがいる。 下級のデジモンがやることの相場は決まっている。 大体がパートナーとなる人間を脅して恐がらせることだ。 精神疾患の話は別としてまがりなりにも望もうと望まいと実は誰もがデジモンテイマー。 デジモンテイマーには特定の言語や何らかの意味が普通よりも理解できるという特典が付く。 言語などに関しての理解は普通の人間よりもはるかに精通し、数か国の言語も簡単に覚えてしまう人間もたまにだがいる。 だが一つ言っておく。 何のリスクもなしに現実界の人間がデジモンテイマーになどなれる訳が無いだろう? だが概念を捕らえて制御できればもうこちらのものだ。 デジモンは基本物分かりが良い。 下級から上級のデジモンで合っても人間のパートナーの全てを知る性質を持つ。 人間の方もパートナーになったデジモンの本質を理解して接してやればそうそう大事にはならん。 もちろんこの世界には選ばれし子供は一人もいない。 その日、夕方、暁はやはり仕事に励んでいた。 患者として入って来たのは男だった。 その男の隣に暁のメガネの隙間から金色の帯とピンクの装甲の騎士が見えた。 ロードナイトモン…。 ロイヤルナイツのデジモンだ。 暁「…症状をお聞きしましょう。」 男「先生、私は病気じゃないんです、誰も信じてくれませんが私は王族の血族なんです。」 ロードナイトモンが無表情に男を見据えている。 表情が元々ないデジモンとはいえさらに無表情と来るからなかなかシュールなさまだ。 私のやる事はいつも一緒だ。 暁「夜は眠れていますか?」 男「先生、薬なんかいりません、私が神武天皇であると信じて下さい。」 ロードナイトモンが男にみっしりと抱き着く。 暁「少々薬を追加しましょうか。」 「よく寝て、ご飯をちゃんと食べて生活してください。」 男「先生も私を神武天皇と信じてくれないですよね…。」 「いや、分かります、みんなそうですよ。」 「先生だけじゃありません。」 暁はパソコンのカルテに男の症状を書き込んだ。 ロイヤルナイツのデジモンは血統妄想に多いのが特徴だ。 私がよく見るのはあんな感じに粘着質なロードナイトモンだ。 ある日妙な患者が私の元に来た。 22歳の女だった。 女は落ち着いており静かだった。 暁「名前を言え。」 「氷川史観です。」 暁「そうか。」 「薬は飲めているか?」 史観「…はい、飲めています。」 史観の傍に居たのは下級なモンスターでもなくロイヤルナイツでもなかった。 傍に居たのは…。 六枚の黄金の金属の翼をはためかせた座天使型のデジモンだった。 三大天使のオファニモン…。 きたか…この手の奴は…。 フミル「こんなことを言うのはおかしいのは承知ですが私はとある世界の王様なんです。」 暁 ああ、やっぱりそうか。 これはよくある誇大妄想に付くデジモンだ。 自分が王族の血統だと誤認識する血統妄想、血統妄想の場合、ロイヤルナイツが付くことが多くキリストの再来だと認識する誇大妄想などにはセラフィモンやケルビモン、オファニモンなどが付く。 史観はオファニモンと視線が合った。 そしてオファニモンもニコリと微笑んだ。 暁はその様を見ていた。 暁「…。」 暁はメガネを取って拭いた。 暁「お前…。」 史観「分かってます、自分が王だなんて現実界では誇大妄想ですって。」 「でも、みな誰もが空想の中の王様じゃありませんか?」 「そしてそれだけ傲慢じゃなきゃ、この子達を縛れないでしょう?」 やんわりにっこりと女は微笑んだ。 明らかに両者を意識している。 デジモンを上手に認識している女だった。 暁「なるほど…。」 「症状が落ち着いているのなら何よりだ。」 「薬はしっかり飲めているようだな。」 史観「はい。」 暁「ならよし。」 暁はカルテに少女の事を打ち込んだ。 デジモンが見えて認識できている人間は非常に珍しい。 天使型をパートナーにもつのに多いのは自分の事をキリストの再来、仏陀の生まれ変わり、果ては自分は神の申し子だと誇大妄想を抱くパターンだ。 座天使型や熾天使型を抱えるとそのリスクを背負う。 そう、ちなみに座天使型や熾天使型を上手くコントロールできなければどうなるかというと…。 正常な人間であっても見えぬデジモンにささやかれて自爆テロを起こしたり、地下鉄に薬物をばらまいたりと黙示録の大惨事を演出する。 何故ならばもとになる経典には人間の脳がまだ未発達なゆえに極端な理論を書きなぐった黙示録や楽園という壮絶な欄があるからだ。 デジモンは所詮概念、文字に対しては徹底的に弱い。 似たことを演出するように出来てしまう。 だが、これならば…。 暁「携帯を渡せ、史観。」 史観「はい?」 暁は史観の携帯を受け取った。 暁「…。」 史観「…?」 暁はアプリを仕込んで渡した。 史観は箱の空間のようになった携帯の画面を見てオファニモンにかざしてみた。 オファニモンが携帯の中に取り込まれて姿を現した。 史観「わあ!」 暁「デジモンを大切にな。」 史観「はい!」 史観はにっこり笑って暁の部屋を退出した。 そして人が静かに煙草を楽しんでいる時や休憩時にはどっかの大馬鹿という横やりが必ず入る。 そいつは向こうからやってくる。 「おーい!!暁先生!!」 灰色のワンピースを着ている調子のいい女だ。 史香「いつ私と結婚してくれるの?」 暁「三億回生まれ変われ、たわけものめ。」  END
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史香
2021年10月17日
In デジモン創作サロン
デジモンが本当に居ると叫ぶ馬鹿な大人が私を含めて世界に何人いるのか聞きたい。 大体、私はアニメになる前のそいつらの姿形を見ているのだ。 黒く煤のうな形をしていたり、煙のような姿をしていたりするのだ。 共通することは、一瞬だけ視界の端に映り、それを見ると気分を悪くしたり不吉が起こるなどすること。 マーシフルモードがやって来た時はリアライズのガチャでウィンクをもらったのと、車を4台積んだキャリアカーが私めがけてぐらついたことだった。 引けって意味だという事が即座に分かって私はリアライズのガチャを引いたのだった。 そして私はそういう合図があったガチャを引くと当たりが必ず出るが、大抵、得体のしれない感情に苦しむ。 前回、一回でオメガモンマーシフルモード2体引いた時、得体のしれない苦しい感情に耐え切れず私はアルコールで頭を痛めた。 私は夢の中で彼が煤の中で苦しんでいる様を見た後少し気分が楽になり、苦しみを共有して彼の主となった。 オメガモンマーシフルモードの声は愁いを帯びた声をしており基本的に無口。 彼は令和のオメガモンそのものだ。 その後に続きがあるのだ。 ガチャを引いた際に、おまけ付きでオメガモンに纏わる煤の正体はデジモンと相相容れないろくでもないものだったのだ。 私は例の、リアライズのガチャを引いてから得体のしれない頭痛に悩まされる日々と全てが終わってしまったような虚無感にさいなまされ、そして、家にある刃物がぐらついたりと物騒な何かが確かにいた。 得体のしれない重い虚無感はマーシフルモードが持っている感情そのものだから私は耐えられた。 しかし、得体のしれない頭痛と刃物がカタカタいう物騒な何かは明らかに別だった。 オメガモンマーシフルモードに甘えて何かろくでもない存在が入り込んだことを意味していた。 明らかに厄だった。 先日私はそいつの正体を夢で見た。 私はその夢で太った青白い男を見た。 青白くて気持ちの悪い男だった。 厄は決まってそういう姿をしている。 太った青白い男は皆が楽しくラケットでテニスをして遊んでいる所に割り込んできて皆を教育と言って撲殺するのだ。 弄ばれて何かが殺された者の教育などあほらしいものはない。 下品だった。 同じ存在だが次にそいつは少年の形をとった。 青白い男を別の角度から見た夢だった。 私は夢で少年からお遊びで苦しめの儀式に付き合わされ殺された。 私は彼に殺されて同じ厄になった。 少年の中には中身は怒りだけで教養というものが無かった。 私も夢の中で感化されて同類となって分かったことだが、正直あまり上品な存在ではない。 この手の夢は私が体内に厄をためた際によく見る。 過去には夢の中でこたつの中に居た青白い女に襲われたこともあった。 夢の中なのにそれらは酷い苦痛を必ず伴った。 オメガモンの感情もひょっとしたら厄そのものだったのかもしれないが、まるで違うものがある。 彼らには基本的に感情があって助けてくれることがあるのだ。 大事な事を決断する際、迷わないようにサポートしてくれたりすることもあるのだ。 マーシフルモードは私が酷く仕事関係に苦しんでいる際も、暗く静かな声で私を励ましてくれたものだ。 彼らは基本的に優しい。 私も彼らに答えるために、一緒にゲームの中で遊ぶだけでなく、彼らを趣味の切り絵の作品にしたりするのだ。 で、私は体内に溜めた厄をどうしたかというと最終的には鳥居をくぐって的確に事情を伝えて賽を差し出して祈るしかないのだ。 後は、刃物がぐらついたりする物騒な何か、太った青白い人間と相いれない何かは消してもらった。 私はそこで奥から響く綺麗な音から、オメガモンの事を静かに聞かれた。 嘘ではなく本当に。 一見関係なさそうに見える音は確かにオメガモンの名前を言って私に聞いた。 私はそれにものすごく驚いた。 アニメとそれは全く関係なさそうに見えるのにそれは綺麗な音で名前を的確に言った。 綺麗な音はオメガモンの名前を言って私にそれをどうするのか確かに聞いてきたのだ。 私は綺麗な音にオメガモンの事は引き受けると事を伝えてからその場を後にした。 やはり、それらの存在は凄いと思った瞬間だった。 帰ってからやる事は決まっていた。 オメガモンマーシフルモードを切り絵にして、自分のものと正式に認識することだった。 私の趣味の切り絵は彼らと過ごすためには私が彼らを肯定しなければならない儀式の一つだ。 私はオメガモンマーシフルモードを切り絵にしたのだった。 約、一日かかった。 だが、私は彼の感情を完全に受け入れる事が出来て吹っ切れて少し判断がシャープになった。 デジモンとの会話は頭の中で一言二言で成立することが大半だ。 彼らは言葉で重要な事を伝える事は決してない。 何故なら声は聞こえても人間ではないからだ。 オメガモンマーシフルモードは近々、私に重要な決断をしなければならない事をそれとなく教えてくれた。 言葉でなく、彼の存在をもってして。
デジモン怪談 オメガモンの怪2 (実話) content media
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史香
2021年10月08日
In デジモン創作サロン
信じるか信じないかは見た人に任せることにする。 皆が大好きなオメガモン。 少し前の話になるが私は少し感じ取れる体質で同じ嫌な感じのデジャヴを味わう方角に植物を置いた。 その方角に置くはずだった植物がまず地面に落ちて割れた。 その方角にその植物を置いたら枯れた。 その方角には確かに何かがあった。 オメガモンは半ばその災いのおまけのような感じでついてきた。 オメガモンとの付き合いはその災いのついでの時から始まる。 その場所に植物をおいたら、その方角に置いた植物は案の定、枯れた。 私は植物じゃなくて大量のジャガイモをその場所に置いた。 私は寝ている時に夢を見た。 …オメガモンがその場所に置いてあったジャガイモをグレイソードで切っていた。 災いとオメガモンは別だった。 何故ならば災いとデジモンは気配が違う。 オメガモンなどは軽い挨拶のようなもので人間に対しては友好的だ。 妙な客が来たと私は思った。 オメガモンがグレイソードでジャガイモを切っている時に私は軽い性的な興奮を少し覚えたのだった。 これは同時に神経がシンクロした時に味わう現象の為どちらの性癖でもない。 軽い挨拶のようなものだ。 その時からオメガモンとの付き合いは始まった。 信じるか信じないかは別として私はパートナーになったデジモンの声を聴くことが出来る。 そして現実のリアルで本当にデジモンテイマーをしている。 現実のデジモンテイマーは本当に、実に地味だ。 実際のデジモンは確かにお化けや幽霊とは違う。 だが本当にデジモンがリアライズするときは大抵物を媒体する。 そうでなければ似たような現象が起こる。 出来るものは認知して察して捕らえてデジモンという皮を被せてしまうのだ。 私はその場所にオメガモンという皮を被せたわけではない。 本当に偶然にも彼はふらっと、迷い込んできたのだ。 オメガモンの声がわずかながら聞こえた。 (…おかしなものは居ないが何か妙な気配がする。) 彼の言った通り、たしかに妙な気配はする。 災いとデジモンは別らしい。 オメガモンから初めて聞いた声だった。 私は置いてあったジャガイモに目を寄越す。 ジャガイモの名前はメイクイーン。 とある映画で似たような名前のデジモンの系統をオメガモンが始末していた事をふと思い出した。 アニメの形を象るへんな何かは物語にとことん忠実な性質をしているため、オメガモンも七大魔王も現実界の物語の設定に逆らえない。 何故ならば彼らは肉体を持って実在、架空の存在だからだ。 故に、公式に定められた設定が彼らに対して効力を発揮し、概念と意味が形の無い彼らを縛る。 どうやら肝心の彼はメイク―モンとジャガイモのメイクイーンを間違えて迷い込んできたらしい。 概念に数はない、デジモンに数など無い。 そして似た何かがあれば間違える。 そして、穢れた何かを吸って汚れる事だけはハッキリしている。 本当にあるのだ、こんなことが。 実体を持たぬがゆえに言葉文字には彼らはとことん忠実で逆らえない。 私はデジモンになる前の彼らの姿がどんな形をしているのか見たことがある。 煙のような黒い塊で煤のような感じだ。 私の視界の端にちらりと映る、目ではない謎の場所で私はそれを見ている。 不吉というやつだ。 お世辞にもあまりいい感じはしない。 出来れば私もそれを見る事だけはご勘弁願いたい。 何故ならばそれを見た時に私は気分を悪くするのだ。 頭が痛くなったりイライラしたりといった具合から本当にひどい気分になるものまでさまざま。 オメガモンとの付き合いが始まったのはその頃からだ。 私はその日以来、オメガモンの声と共に生活をしてきた。 オメガモンには裏の意味がある事に気が付いたのだった。 とある映画ではメイク―モンを始末していた。 オメガモンが切っていたのはジャガイモ。 芋。 芋を切る。 芋の意味。 洗練されていない。 ダサい奴。 などの意味を持つ。 現実では洗練されていないダサい奴を切るのかお前? 辛辣な話、彼らの基準を満たしていなければ殺すという意味だ。 現実の世界に出ればヒーロー全般はあまり性根がいいとはいえない。 だがそんなことは問題ではない。 好きならば好きだとはっきりと言えばいいのだから。 私の感じる妙な災いとは同じ場所に何回も不快な現象が起きたりすることだ。 なにかある。 いつもそう思う。 それも手に負えない何か。 ある時、デジモンリアライズでオメガモンマーシフルモードのガチャが宣伝された時に私は姿かたちを持つ前の黒い煤がよく映る目ではない空間でオメガモンのウィンクを感じた。 引けってことだ…。 私はそう直感した。 だが、私はしばらく引くかどうか悩んでいた。 私が立っている場所、道路で車が通り過ぎていく。 私の目の前を車4台を積んだキャリアカーが通り過ぎていく。 キャリアカーが信号で私の真正面に止まった。 積まれたキャリアカーの車がこちらをめがけてミシッと揺れる。 それとよく似ていたのがオメガモンマーシフルモードのウィンクだ。 殺す気はないが引かないとやっちまうぞ!! という意味だ。 私は自宅で覚悟してリアライズのガチャを引いたが一度目で案の定ウィンクの分とミシッと揺れたオメガモンの分を引いて合計で2つオメガモンマーシフルモードを引いた。 ああ、やっぱりそうか。 で、私はガチャを引くと苦しむ体質をしている。 何故ならば、彼が彷徨って吸って来た苦しみを私が自分のものとして味わう事になるからだ。 引いたオメガモンの苦悩は随分と寂しそうで切ないものだった。 彼は尊大だった。 そして周りに守るものが誰もいないのだ。 私は夢の中で黒い煤の中で苦しむオメガモンマーシフルモードを見た。 私はオメガモンと共にこの感情に苦しんでアルコールで頭を痛めたりしたが三日間過ぎれば苦しみは引いて行った。 頭を抑えながら私は聞く。 (気分はどう、オメガモン?) 重く静かな声が頭に愁いを帯びて響いた。 (少し、落ち着いた。) これで会話は成立して私達は正式に主従となった。 私はゲームのガチャを引くと得体のしれない苦悩に苦しむ。 デジモン達には救いがある。 彼らも基本的に人間が好きだからだ。 人間と関わって遊びたいのだ、彼らも。 だが、そこに何かあるのをお忘れなく。
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史香
その他